過去のデートを振り返る

プレイボーイってわけではないんですが,

これまで何人かの女性とお付き合いしてきました。

 

付き合い出して間もなく,

必ずぶち当たるのが,毎回,

「遊ぶ場所」でした。

 

中高大と,

田舎県で学生生活。

 

車がないと十分に楽しめない,

そんな街というか地域で生活していた。

 

付き合ったばかりの最初の期間って,

もうね,緊張でしかないんですよね。

「夢にまで見た好きな女性と付き合う権」を獲得するところまではいいんですけど,さて,そこからなんですよ問題は。

 

ぼくが飽きられないためにどこへ行こうかをサーチしまくる。

 

一度行った場所は当分行けないから(同じ空気生まれるからさ),再度,次のデートではどこへ行こうかサーチする。

 

その繰り返し。

 

デート場所さえそこそこ良ければ,

つまらない男だということを隠せるし,

アプローチに悩まないで済む。

「次はここ!」「このあとはあそこね!」

と,間髪入れずに時間を埋めれた。

気まずい時間を無くすって最高の戦略だと思っていた。

 

自分たちの生活圏から遠めのアミューズメント系施設が,デートスポットだったような気が。そもそもその母数自体が少ないから,「次..かぁ..」と毎回ネタ切れに頭を悩ませていたな。

 

でも今思うと,

そういう「場所」に支配されない,もっと気ままに過ごせるデートをぼくはしたかったなあ,なんて過去に物申す。

 

「わちゃわちゃしたヒト,がやがやしたモノで犇めく商業施設で楽しむぼくらカップル最高」みたいなあの思想に,ぼくはちょびっとだけ洗脳されていた気がする。そのスタイルがTHE☆カップルみたいでしょ,ていうあれ。

もちろん,恥ずかしさ・気まずさを紛らわすにはもってこいではあるのだろうけど,そうじゃなくて,『近くの公園とか図書館で待ち合わせをして,ただただお話しする素朴なデート』をしてみたかった。

 

シンプルでなんか良くない?

 

もうちょい付け足せば,

近くの川沿いを散歩もいいなぁって。あと,歩いて近くの商店街行って,酎ハイとかラムネを片手にぶら下げて並んで帰るも,悪くない。池にいる鯉の餌やりなんかもいいよね。

 

田舎ならではのデート,

もっとあったなぁ。

 

今はまた別の田舎に住んでるから,

今度恋人がこっちに遊び来たら,

そんなシンプルなデート,提案しよう。

 

過去の無念を,今更晴らす。

 

と言いつつも,

せっかく遠距離から来てくれるのだから,

結局どっかスペシャルな場所へ行くのだろうけど。

 

デートって,深くて,落ち着かなくて,難しい。

 

あら,久々に1000文字超えのブログになった。