実習生,諸君。
そういえば先週あたりから,
勤務校に教育実習生が来ています。
コロナ下ではあるけど,
やるところはやるみたいですね。
短縮実習の子もいたかな?
まあ,コロナの猛威が今のところは落ち着いてるので,やっても良いんじゃないかな,というのが個人的な意見。
そんな今日からは,実習生が授業。
大学で行われる模擬授業とは違う,
生の生徒を相手に授業を実演。
うまかったです。
進行もうまかったです。
普段やってる先生と差が無いくらい,
自然でスムーズな進行。
あっぱれ。
ただ,それと同時に芽生えた感想は,
「あぁ,やっぱり授業って誰でもできるんだなぁ」
でした。
名人芸まではいかないにしても,
そこそこレベルの授業って,
きっと,おそらく,道で声かけた見知らぬ人間に任せてもできるんかなぁ,と勝手に思ってます。
あ,その実習生を侮辱してるわけではなくて,
「授業」というそのものに対して,そう思ってます。
完全にコモディティ化しちゃったなぁ,と。
インターネットの海に飛び込めば,うまい解説で溢れているから,それをそこそこ真似ちゃえば,だーれでもできる,それが一般的な授業。
ぼくがわざわざNZまで行って取得したTESOLの資格。
ある程度英語さえ話せれば,誰でもできちゃう,そんな英語教授法。
授業者に問われるものは何か。
結局はビジョンなのかな,今の時代。
そんなことを改めて再確認した,週の始まり,月曜日。
そういえば実習生と言えば,
ネタバラシになるけど,
実習最終日に
おそらく児童生徒全員から何かプレゼント貰うんだけどさ。
手紙やら色紙やら。
あれ,生徒が自発的に作ろうと言わないからね。
指導教員が根回ししてるというカラクリやから。
真に受けたら,ノンノンよ。
個人的にこっそり渡してくる子がいたら,
是非是非真に受けて。