公開授業を控えているぼくはお化粧をキメる

再来週から11月までの間に

計2回も公開授業がある。

 

1つは研究授業。

4月当初、何もわからないまま、

「新採だから、研修の一環で、、ね!お願いします!」

と言われ、とりあえず引き受けた。

返事の仕方が、「はい、Yes、喜んで」しかわからなかっただけなんですがね。

 

もともとは外部講師を招いての授業予定だったが、

コロナ感染を危惧して、招かないことに..。

「じゃあ、オンライン公開にしましょうよ」と管理職に提案したんですが、タイミングが悪く否決。

 

専門家を招かない校内での公開授業。

ぼくはその道の専門家に

自分の授業を見てもらいたかった。

サーカス団長のぼくを

純粋に評価してもらいたかった。

 

『お客様』がいないとなると、

モチベーションが正直上がらない。

 

7月に行った新採誰もが通る道である、

「初任研(公開授業)」と変わらないのでは?

 

まあ、いいや。

 

 

残り二つの公開授業は

授業参観。

 

保護者の方々が見に来られる(予定が空いていれば)。

 

緊張するよね。

だって正直、今やっている授業スタイルに

説明責任を果たす自信がないですもん。

 

それなりにうまくみなさんお馴染みの

一般的な授業はしているつもりです。

 

ただ、その授業スタイルは、

穴だらけなんですね。

一般レベルの授業をしているのにですよ。

 

 

「この活動って子どもたちの学習に意味あるんですか?」

と保護者に問われれば、

「いや、ないですよ。パフォーマンスです。」

が本音。

 

「ネットの授業で進める方が良かったりして、、。」

と言われたならば、

 

「お目が高い、おっしゃる通りです。」

と返したい気持ちが山々。

 

というか、もしそういう保護者が現れたなら、

ぼくならきっと、腹を割って話すはず。

「実は、従来の授業だと限界がありまして。。」と。

 

 

そんなもん百も千も承知です。

その事実をまざまざと見せられ続けた二年間の大学院生活だったんですもん。

 

とはいえ、参観日では、

スッピンすぎるとお粗末なので、

多少はお化粧しようかしら。

授業にね。

 

普段しないようなことをして、

なるべく隙は見せないようにしよう。

 

 

というか、参観日となれば、

どの学校の先生もお化粧するよね、

授業に。

 

ぼくがスッピンでいられるのは、

『学び合い』のときだけ。

 

そして、スッピンの方が美しいよ。