教師と生徒、ツケが回る人間関係
ぼくと年齢が比較的近めの臨採の子が、
「臨時採用期間」の終わりの日を、
今日、管理職から告げられた。
どうやら3週間後らしい。
期間限定の臨時採用なのだから、
この日が来ても当然おかしいはずがなくて、
「来て当たり前」なのだけど、
なかなか寂しいものですね。
「友達」という近しい関係ではないが、
職場では仲が良い。
どこかへ行ってしまうのだなぁ、なんて
少し暗い気持ちになる。
その先生と仲が良い生徒も、
その事実を知って、ひどく感情が荒ぶっていた。
「いなくなるんですかぁ!」と。
感情のコントロールがうまくできず、言葉や態度、表情に、普段見せないイライラを乗せて爆発していた。
そりゃそうか。
いっつも悩み事を、
なんでも相談してたもんね。
話すたびにスッキリしてたもんね。
その「先生」の存在で登校が安定した生徒なもんで、その関係性がちょうど良かったのかもしれない。
ただ、仲の良いその先生がいなくなる日は、
もうすぐそこだ。
その生徒にとっての苦境の乗り越え方、
ぼくはしっかり見守る。
まあ、ぼくもその生徒からかなり頼られているので、
じっくり相談に乗りながら、ボチボチと。