学び学ばせ

ぼくは基本的に、

聴覚障害をもつ生徒から

手話を教わってます。

現場で働いてる先生からではないんですね。

 

だって、聴覚障害をもつ生徒当事者の方が、どう考えたっていいじゃないですか?

ネイティブにより近いわけでありまして。

(ちなみに手話は、方言と違って、各学校で手の動きや意味が変わるらしい。ある意味狭いコミュニティなんだね)

 

主に授業中に教わってます。

 

「英語を教えたるから、手話を教えてよ」

 

「英語教わってやるから、手話教えさせてよ」

 

そういう関係性。

 

手話と英語がゴチャゴチャに融合した感じ。

 

お互いに教え合う、そんな授業。

 

個別授業だからできることなんだろうけど、このスタイルに変えてから1ヶ月ちょい。

生徒に飽きは来てないですね。

今まであの手この手で飽きが来ない授業してたんですけど、途中で必ず飽きが来てた。

 

でも今は、比較的に、授業中は生き生きとしてる。

 

まあ、当たり前っちゃあ当たり前で、どうやら人間は、自分が得意なことをどうしても他者に教えたい欲があるんですね、ぼくの肌感だけど。

 

ただ注意点として、

この他者は、誰でもいいかと言われればそうではなくて、「気の許した仲」であることがミソっぽい。ぼくの肌感だけど。

 

 

人間は基本的に、

教えたがり。

 

これなかなかの教訓。