躍らされた学園祭が懐かしいね
高校生の頃、学園祭のメインイベント「学級ステージ」がどのクラスにも与えれていて、まあ、早い話が「どのクラスも平等に、全校生徒が見上げる体育館のステージでパフォーマンスすることができるよ、もしかしたらうまく目立てればモテるよ」というお披露目タイムがあった。
そういえば私事ですが、
高校に入学してすぐ、
本当に友達ができなかったんですね。
孤独過ぎて、最初の1週間は、
母親が作ってくれた弁当を半分も食べれなかった。
喉を通らなったんです。
5月はじめまで、なかなかの陰キャというか、
クラスでも1位2位を争う「目立たなさ」だったんですね。
「おいおい、小・中時代の友達の作り方、思い出せよ」としか願うことができなかった。
そのくらい深刻だったにも関わらず、
気づけば7月の学園祭学級ステージでは、
センターで踊ったりしていた。
600人以上の生徒が見つめるステージで、
下手くそながら舞っていた。
「こいつ顔はそこそこ良くてナイスなキャラをしてる」という周りからの評価が6月頃にあって、気づけばセンター抜擢でした。
率直に言えば、「やらされた」だけです。
ステージを降りた後、「つきあってください」という声が何人かの子からあると期待してたんですけど、数日待てど全くアプローチがなかった。
誰だよ「学級ステージは恋愛の登竜門」て言ったやつ。
待っててもしょうがないと思い、自分から動いてひとりの子と仲良くなって告白して付き合えたけども、2,3カ月で振られました。
そんなあのときの学級ステージをふと思い出す。
そういえば、運動会シーズンですね。
コロナ下ではあるけども、
感染症対策をすれば大丈夫と上が判断し、
どうやら今年は実施される模様。
応援合戦といういわゆるパフォーマンス大会がある。
教師による「やらされ感」が生徒に生じないように、細心の注意を払いたい。
「やらされて」結果オーライパターンもあるけど、
自分で「やってみて」の結果オーライパターンをぼくは見たい。
教師として、一応、その応援合戦の責任者であるから、サポートの仕方を考えないとねって話。