教育のお話

事後研で注意されたこと

昨日のブログの続き、 軽く書いてみる。 kohdai-0321.hatenablog.jp 事後研(公開授業後の検討会)では、 共通の注意事項が1つ挙げられた。 それは、 授業中のぼくの「言葉遣い」でした。 ピンポイントで「単語」もあげていただいた。 それは、 「むずい(難…

ぼくの一斉授業力はもう賞味期限切れ

そういえば昨日は研究授業だった。 昨日はサボりブログだったので、 今日はしっかり書かなきゃですね。 といっても、研究授業を終えての率直な感想。 今回は、「聴覚に障害をもつ生徒に対して、ICTを使ってどう授業を行っていくか」という授業研修。 完全に…

君はこれまで雁字搦め教育

「先生が来年、担任になってほしい」 「先生のその雰囲気、いいよなぁ」 素直な子が、ぼくにそんなことを言う。 昔から、「妙な魅力」を持ち合わせていると勝手に自負しているぼくとしては、その言葉を聞いたとき、「たまにいるよね、こういう子」と、慣れた…

生徒に未来でかけたくない言葉

現場に出てから強く感じたのは、 「人とつながる力」と「説得力のある知識」 が結局はマスト能力なのかなって思ったりする。 これがないと、明らかに間違っている方向に物事が進んでいっても、自分より立場が上の者による「経験」という名の「エビデンス俺/…

学び学ばせ

ぼくは基本的に、 聴覚障害をもつ生徒から 手話を教わってます。 現場で働いてる先生からではないんですね。 だって、聴覚障害をもつ生徒当事者の方が、どう考えたっていいじゃないですか? ネイティブにより近いわけでありまして。 (ちなみに手話は、方言と…

あのとき本当に欲しかったもの

小学4年〜6年にかけて、 ぼくは某通信教材を利用していた。 「塾に行かせるお金はないけど、この通信講座はリーズナブルだからいいよ」と、母が人生で二度目の投資をぼくにしてくれた。 ちなみに一度目は、「野球」ですね。 正直、成績はこれっぽっちも伸び…

公開授業を控えているぼくはお化粧をキメる

再来週から11月までの間に 計2回も公開授業がある。 1つは研究授業。 4月当初、何もわからないまま、 「新採だから、研修の一環で、、ね!お願いします!」 と言われ、とりあえず引き受けた。 返事の仕方が、「はい、Yes、喜んで」しかわからなかっただけな…

「わからない」が『わからない』

高校受験を控えている中3の子の 英語を受け持っている。 ただテストの点数はかなり伸び悩んでいる。 Hey, bro!とかマセた英語は好きだし,なんならパソコンのシステム(すべて英語で書かれている)をいじるのが好きな子だから,英語に対してアレルギーはない…

お金が絡んでくると教育は面倒

お金を払って見に来る人がいるから あえて演者の中に評価者を設ける。 いわゆるツッコミ役。 でも,観衆がいないんだったら, 特段,評価者を設ける必要はないかなって。 お金が絡まないなら,自由でいいやんって。 結局は自分のことなのだから。 それでも教…

教師がタブーをあえて犯せば。

例えば,そうだな。 「裕福」という言葉からかなりかけ離れた生活を強いられている一人の高校生がいたとして。 言わずもがなのタブーを犯して,ある一人の教師がその生徒と一緒に,休みの日にまわりの人たちに内緒で映画館に行って,超話題の映画を観たとし…

対処療法しかできない教師

今は『学び合い』から離れている状況です。 環境的にできない状況,ていうのが正しいか。 ただ,『』の考え方は,体に,心に,だいぶ沁みついているので,行動自体はブレていないのかなと。その点では,ブランクはあるだろうけど,数年後もし『』ができる職…

実習生,諸君。

そういえば先週あたりから, 勤務校に教育実習生が来ています。 コロナ下ではあるけど, やるところはやるみたいですね。 短縮実習の子もいたかな? まあ,コロナの猛威が今のところは落ち着いてるので,やっても良いんじゃないかな,というのが個人的な意見…

日々の何気ない全力投球のうちの一球に何かあれば。

昨日のブログの内容にちょっと付け足しで。 kohdai-0321.hatenablog.jp ぼく自身の力で 「なんとかして変えたい」と思う生徒がいたとして。 まあ,変えたいと言っても,ぼくの人生が滅んでしまうほどの献身(子への深入り)は絶対にするつもりはないです。 …

個ー個の教育へシフト

頭の中ではわかってるけど,ついつい, 「よし,やってやろう!」と試みる行為。 それは, 「個人を自分の力で変えようとする」 こと。 本当,これに尽きるなぁ,て。 特に,人数が少ないゆえ, クラスという概念が無いに等しい勤務校では, ぼくはその衝動…

置き去れば新しく誕生するもの

この間,県教委主催のオンライン授業の講習会が校内でありました。 まあ,たとえコロナがおさまっても,今後また何かあれば,おそらく生徒・教師が学校に来れなくなるはずです。 その事態を見越しての,備えての, 講習会なんだと思います。 昔なんかバズっ…

『本能』なんだと思う,そのデコ授業は。

バージニア・ポストレルという作家が言ってるんですけど,ある程度生計が安定すると,人間には身だしなみやインテリアの面で,生活の外観と雰囲気を豊かにしようとする特性が働き出すんですって。 格好良く生物学的に言うと,洞窟で生活していた我々の大先輩…

それはシステムエラー

「部活に打ち込みたい!」 × 「公立校卒業の履歴が欲しい」 という生徒の願いをバランスよく叶えたいのなら、公立校は学習施設だけ貸し出して、思い切ってネット通信制システム導入しちゃえば、ちょちょいのちょいなのになぁ、とずっと前から思ってる。

それは一斉授業からの脱却じゃないよ

職員室にいると,頻繁に回覧物が回ってくる。 生徒の個人情報,OO教室などの企画書,同意書,, とにかくいろいろ。 関係教職員みんなで回し読みするんですね。 決まって週に1回,回ってくるのが 教育新聞というか教育記事というか。 全国の公教育で行われ…

ぼくは基本ウェルカム

ぼくの授業の捉え方は,良い意味でも悪い意味でも周りとズレてるときがある。まあ,簡単に言ったら、「素直」なんですね。 学生の頃から「これやる必要ある?」と思ってたものを,今,教員となって,削ぎ落して,授業をしてる。 例えば,これ。 授業のはじめ…

人間はオーダーメイド不可

ぼくの根本にある考えとしては, 「人はなかなか変わらない」ですね。 ぼくのこれまでの経験からも言えます。 いろいろ考え方はあると思うんですが, 「よし,今日(今)から変わるぞ!」 なんて自分の中で決意表明したところで, すぐに変わることなんてあ…

いろんな出版社の教科書が扱われる教室

来年度は,教師2年目ですが 英語の教科主任になることはほぼ決まっています。 この間,現教科主任から,教科書の採択手続きについて教わりました。この更新的な手続きは毎年行うもので,「YES(現在のものをそのまま使います!)」か「NO(別の教科書がいい…

学校が与えるべきものは「永久保証の人間関係」

ぼくの自治体は,なんやかんやで分散登校日が隔日で設けられ,授業的なものもぼちぼちスタートって言ったところ。来週からは,やっとこさ,新学期が始まる。遅めの春だね~。 1カ月前は,管理職へ「休校期間中のオンライン授業」を打診していたのに,今はも…

専門教科に固執する人

今の勤務先にはいないけど, 大学院とか大学にいたころ, 「私はこの教科(その人の専門教科)で生徒を変える!」 とか, 「この教科って子どもたちにとってとても大事だと思うんですよ」 と意気込んでる先生に遭遇することが,まあ多かった。 当の本人,わ…

飲みの場の「男からの評価」、学校の「教師からの評価」

場合に寄るけど、 教師が子どもに対してする評価って、日常茶飯事のアレに置き換えれらると思うんですよ。 アレっていうのは、ほら、アレ。 飲みの場で、男子が上から目線で女子に対してついやっちゃうアレですよ。 「〇〇ちゃんはさ、顔はそれなりに可愛い…

教師は非力

「自分がどれだけ非力か」 それから考えよう。 それが前提条件であれば、 もっとシンプルな指針を示せるのになぁ と周りの教員に対して思ったりする。 教師の強みは授業力じゃないのに。 少なくともぼくはそう。 東進とかの講師に勝てっこない。 だから、素…

教育学部の存在意義

生徒の入試に備えて、 いろんな公立高校をネットで拝見する。 いろんな学科がある。 ぼくの中学時代には なかったような、そんな学科もちらほら。 ま、あったんだろうけど、 「普通科」に絞ってたあの時期は それ以外の学科は特に興味がなく、目に入っていな…

教師だけで話し合うことの不思議さ

自分がまだ小学生,中学生あるいは高校生をやっていたころ,半年に一回程度は,ふと,思っていたことがある。 それは, 「先生たち,職員会議では一体何を話してるんだろうな」 だった。 あの頃の疑問を,真相を,確かめるべく, 今,現場に潜入というか,立…

劣等感とは対になるものに浸る

劣等感って、誰でも抱くものだと思う。 「うわー、なんだよ自分より優れてやがる」て。 解決方法として、 「いちいち気にするからだよ」 「意識しなきゃいいのさ」 と発想の転換を強要されても、 難しいと感じ、挫折するのが人間。 考え方・捉え方をいきなり…

見てるし,覚えてるよ~教師になるということ~

ぼくは初対面の人には,インパクトを与えられない。 だからなかなか覚えてもらえない。 一定期間過ごしても、そのうち忘れられる。 一緒に活動しても,だ。 その相手に会ったときに, 「あ~この人の目の動き,今,ぼくの名前を懸命に思い出そうとしてるな」…

見栄え重視型授業

複雑なストーリー(小説ではなく専門書において)で構成されている本を読むとき,ぼくの場合,付箋は欠かせない。 「ちょっと何言ってるかわかんない」 「いい言葉やなぁ」 「あとでもう一回調べてみよう」 そう思える部分には付箋を貼っていく。 今読んでい…