教師がタブーをあえて犯せば。
例えば,そうだな。
「裕福」という言葉からかなりかけ離れた生活を強いられている一人の高校生がいたとして。
言わずもがなのタブーを犯して,ある一人の教師がその生徒と一緒に,休みの日にまわりの人たちに内緒で映画館に行って,超話題の映画を観たとして。
で,その帰りにフランスレストランに寄って,
8000円のコース料理を頼んだとして。
あ,もちろん,教師の全奢りです。
運転免許のない生徒のアッシーでもあります。
それから7年後後の20XX年。
フランス料理をテーマにしたある一つの映画が公開。
あの『パラサイト~半地下の家族~』を超す,
異例の興行収入500億円を突破。
そのうちの300億円を,国内外の被災地,新型OOOウィルスで大打撃を受けたお店に寄付とのこと。
そんな報道が出たとして。
インタビューでその監督が,
「この映画をつくるきっかけとなった原体験は?」
と聞かれた。
「貧乏な高校生時代,担任の先生にこっそり映画館に連れてってもらったんですね。で,そのあとにフランスレストランにも行きまして。家に帰ってシャワーを浴びてるときに,その日のことを振り返ってたら,インスピレーションがいきなり湧いてきて,,これだ!と思いました。それがきっかけです。」
と答えたとして。
一人の教師がタブーを犯すことで生まれたのは,
世界を良い方向に向かわせるエンジェルだった。
みたいな架空の話を作ってみた。
あり得なさそうだけど,なくもない話。
ぼくはこう考えてみた。
「それは絶対ダメ」「やめなさい」
と子どもたちを縛っているルール,
そして暗黙の了解で蔓延っている学校。
もし,それらを無視して教師が許せば(罰を覚悟して),実はもっともっと良い未来が待ってるんじゃんないかって,思ったりする。
それと反対の状況もありうる。
「それは絶対ダメ」「やめなさい」
を教師が生徒に守り抜かせることで
より良い未来を切り開くことができたりとか。
そんなことを考えると,
教育って,本当に難しいね
なんて思っちゃう。
何が正解かなんて,
わからないっす。
教育って深いね。
このブログはさっきシャワー浴びてたら思いついたものなんだけど,シャワーってなんかポッと何かを思い浮かばせる効果あるよね。