教師がインプットとアウトプットできる修学旅行事前学習
修学旅行の事前学習のため、昨日、今日と、夏休み期間中ではありますが、対象生徒は午前登校しております。
夏休み明けに行く予定だった修学旅行でしたが、コロナの感染状況が悪くなる一方だったので、10月末に延長決定。旅行先も近県に変更。
99%、ここからはもう、延期と中止はないそうです。
管理職の英断だなぁ、あっぱれ。
やらないよりはマシですしね。
それに、コロナの正体もわかってきたところで、なんでもかんでも活動自粛にするのはどうかと個人的には思います。
そんなこんなで、事前学習では研修予定の施設・見学先の情報を、教師なりに噛み砕いて、先生によってはおもしろおかしく講義。1講義だいたい40~50分程度。
一般の高校だと、こういうのはやらないんだろうな。
特別支援学校ならではの、という感じ。
ぼくの講義スタイルはもちろん、「プロジェクターで映し出したパワポのスライド+ワークシート」という王道ぶり。一斉授業ですね。
これ見よがしにアニメーションとか写真・イラストをふんだんに使って、エンターテインメントしてます。
それなりに生徒の興味関心を惹く内容にしているので、飽きはきてないと思います。
生徒は素でわかりやすいリアクションを取ってくれるので、講義をしている自分も「あぁ、自分、講義してるわぁ」と気持ちよくなる。
一斉授業が上手い先生は、いつもこんな心地よさを味わっていることを考えると、「その環境、羨ましいな」とも、少し思う。
「大学四年生の3週間の実習で、一斉授業いっぱいやって、自分、むちゃくちゃ気持ちよくなってたからもういいじゃないの」と内なる自分が慰める。
それもそうか、と納得する。
事前学習のための講義スライドを作る過程で、教師の自分も知らないことを学ぶ。結構タメになるものばかり。へぇ、そうなんだぁ、と言いながらその瞬間に学んだことをスライドに反映させる。で、その内容を講義する。
インプットとアウトプット。
これはこれで、なんか良い学習サイクルだよなぁと感心する。
そして一斉授業のメリットでもあるよなぁと。
あくまで、教師にとっての、ですが。