「机上の置き紙」にヒヨる

「2年目は1年目と違うな」と思う瞬間って日常に結構潜んでいて、個人的には、「机の置き手紙」なのかなと思ってます。

 

ラブレターとかそういう類のじゃないですよ。

 

業務連絡のための置き手紙です。

 

任される役職や業務が増えたから、

自然とそうなるんですがね。

 

それにほら、ぼくは定時退勤族だから、

他の教員にとって「いて欲しい時間帯」に

ぼくの机はガラーンとしていることが多々あるのだろう。

 

だから、用のある人は、

伝えたいことを一枚の紙にかいて、情報伝達する。

 

「昨日伝えたかったこと」が

紙となって机の上に置いてある。

 

何か重みを感じる。

寺や神社、曰く付きアパートに貼ってある、

「お札」を見かけた時の感覚に近いのかもしれない。

 

そしてそれを朝に見ると、

正直「うげー」となる。

 

内容すら見ていないのに、

「ぼく、なんか悪いことしたかな」

とか

「自分がいない間に、何か大きなことが決まったのかな」

という、一抹の不安が湧き起こる。

 

週末明けの月曜日に1日の外部研修が入っていると学校に行けないので、次の日の火曜日が、まあ怖いです。

 

「机の上の紙」を朝に目撃すると、

ほんの一瞬だけ鬱になる、そんな小心者です。

 

そうは言っても、「じゃあ勤務時間を伸ばそうか」という発想にはこれっぽっちもならなくて、「それとこれは別だよね」と開き直る。開き直るっていう表現もなんかおかしな話ですが。

 

「こん中にひよってるヤツいるー?」

とマイキーくんに聞かれたら、速攻で名乗りを上げるだろうな。

 

ぼくはそんな感じです。