そもそも自分が納得できないと生徒は動かない

学習発表会が近いわけでありまして、

着々と発表準備が進んでいます。

 

ぼくが所属する学部の内容としては、

自分で調べたニュースをパワポにまとめて、一人一人ステージで数分発表するという、とてもとてもシンプルなものとなっております。

 

ただ、特別支援学校となると、生徒が自分の力で発表資料を最後まで作成するというのは難しくて、どうしても教師のサポートが必要になる。

気づけば、「あれ?手加えすぎた?」「これもはや俺のじゃない?」という状態に。

 

まあ、人生の中でパワポを使って発表する場面って、職種にもよると思うけど、そうそうないと思う。なんならそもそも彼らの「これから」を考えると、あまり必要ではない能力だと思うのは気のせいかしら。

その能力がなくても、幸せになれるっす。

 

ちなみにサラリーマンの我が父ですら、

パワポを使ったことないと思うよ。たぶんね。

 

そんな感じで、

ぼく自身が「彼らには必要ない」と心のどこかで思っているから、どうも中途半端な指導になってしまって、結局悪ふざけが入ってしまう。

ぼく自身が、こんな感じで作ると良いよーと、

サンプルスライドを作るのだが、

ふざけた画像や文章を途中でいれちゃうんです。参った参った。

 

部活時の指導とかだとまた話は別ですよ。

例えば、練習時間が1時間弱という短さなもんで、「限られた時間でどんな練習をするか?」を真剣に語ってたりする。

 

それゆえに、ほとんどの部員は今のところ高い意識をもってテキパキと動けているように思う。今のところはね。

垂れ目でいつもニヤニヤというかハニカンデいるぼくが、真顔で真剣に話すとそれなりに響くんだなぁなんて思ってみたり。

 

ギャップ戦略を今ここに打ち立てよう、なんて。

 

そういえば、ぼくがこれまでに経験した学習発表会を振り返ると。

 

あれって子どもたちが教師のマリオネットになりがちだよね。

「もっとこうしなさい」「そこはこうしないとお客さんに響かない!」のような注意を受けたねー。お互いプロの役者じゃないのに、なんて思いながら。

 

この内容はまた今度書こう。