主役はどうでもいい、見てる人が楽しいかどうかの授業

いつのまにかショーになっていたもので溢れかえってる。

 

例えば、車。

本来は人や物を目的地に運ぶためのツールだったのに、いつのまにかカーレースという、人を湧かせるためのショーになっていた。

 

それを言ったらスポーツも。

野球やサッカーなど、そのスポーツを楽しみながら汗を流すという健康的な活動が本来の目的だったのに、今ではオリンピックのようにエンターテインメント化した。

企業がスポンサーに回って、裏では莫大なお金が動いている始末。

 

学校も例外ではなくて、授業も完全にショーと化している。

 

あらゆるテクニックを使って、

ギャラリー(参観者)を湧かせたもん勝ち。

 

大学院在学中に、「授業コンテスト」というワードを聞いたときは、寒気がした記憶がある。

 

授業はショーじゃないでしょ。

 

子どもがわかったかどうか、でしょ。

 

ICTを使えばいいってもんじゃないし、

カリスマ教師が生まれればいいってもんでもない。

 

世の中に転がってるもん、

結構目的がすり替えられてるよね。