可能性を摘み取りがちな管理職

同期なんかと話していると、

「可能性を潰してくる先輩教員」って

いるよねって話になった。

 

例えば、自分が提案したものに対して、

「それは違うんじゃない?」と全否定してくる

管理職とか。

 

で、自分のよう若めの人がその提案内容を聞くと、「むちゃくちゃおもしろそうじゃん!」てなる。

 

確かに、「今までのもの」や「これまでの慣習」から逸脱はしているものの、新しい風を吹かすという意味では、独創的でおもしろいといった内容。

 

ぼくは、伝統文化とか歴史とかは好きだけど、

正直それはどのカテゴリーかによる部分が大きい。

 

各地域に散在している伝統のお祭りとか好き。

「あぁ、これは昔から行われているんだなぁ」と、

感動すら覚える。

 

でも、「てか、この慣習、なんなの?」と

なるようなものはむちゃくちゃ嫌いです。

 

ただただ、後世に嫌々引き継がれているものだったり、形骸化したイベントなんて良い例。

 

早い話が、ぼくは基本的に、

若返っていくものが好きです。

横文字で表現するなら

イノベーションってやつです。

 

で、そういのって若い人たち

持ってくるというか、起こしやすい印象がある。

 

でも、その機会を摘み取るのが

トップダウン組織の管理職的なポジションにいる人。

 

嗚呼、可能性を潰しておきながら、そのアドバイスに従って起きた結果に対しては、あーだこーだ言うんだろうなぁと思うと、惨めだなと思う。

 

管理職は若い層にたくさん挑戦させて、

たくさん失敗させて、そしてその失敗の責任をとる。

これが組織における仕事だと思う。

そしてそういう大人に自分もなれたらいいなぁ。