不在届との戦い
社会人になってから、よくオンラインショップで買い物をするようになった。
それによって、かなりの頻度で宅配業者が家にやってくる。
いつ届くのか、あらかじめメール等でお知らせがくるため、基本的には時間指定を利用する。ただ、どの宅配業者も「午前中」とか「16:00~18:00」と、かなり大雑把な時間指定サービスを提供している。
平日に宅配となると、これがまたストレス。
勤務先から自宅まで、帰りは1時間かかる。
定時ぴったしに学校を出ても、家に着くのは18:05以降。
ただ、わざわざ年休つかって早く帰るのもおかしいので、ぼくはいつも18:00~20:00の時間指定を利用する。
「18:00ちょい過ぎに来る宅配はまあないでしょう」という前提のもと。
でも、宅配業者からするとそんなの関係なくて、18:00ぴったしに宅配をしてもいいわけだ。でも、ぼくはいない。
で、今日ポストを見たら、案の定、不在届が入っていた。
18:03に来たんだってさ。
ぼくは18:07に到着。
たった、4分の時差。
それでまた明日以降の宅配手続きをする。
不在届手続きを行う宅配業者は気の毒だ。
時間指定された時間に行ったら留守で、荷物を持ち帰ることになる。無駄に届けに来たわけですから。イライラするパターンでしょうね。
でも、ぼくもイライラする。
「なんでそんなぴったりな時間で来るのよ」
とか
「以前、同じ感じで渡せなかったでしょ?
なんかここの住人はそういう人だ、
みたいなマークはしてないの?」
とかとか。
ただ、これはシンプルに会社側の管理システムに問題がある。
お客さんのぼくに非はないし、
荷物を届けてくれる運転手にも非はない。
ぼくなら、提供サービスのシステムを
まずはいじると思う。
お客さん用に備考欄を設けるかな。
コメント欄みたいなもの。
時間指定では18:00~20:00としているが、「18:20以降は在宅してます」と一言添えれるようなそんなシステム。
または、平日の不在届時間帯をAIが運転手さんに教えてくれるシステム。
「ここの人は、今までにO回、不在届がある。この時間指定があったら、O:OO頃に行くといいよ」みたいなのを知らせてくれる、そんなシステム。
ま、誰でも思いつけるアイデアなんで、
きっと、それをすると生じる不都合とか
あるんでしょうね。
だから、やっていない。
そんなことを思いながら、
明日も今日と同じ時間帯で
再配達を依頼した。
これでまた明日18:04に来て、
不在届が入っていたら、笑うしかない。
まあ、それでもぼくはお構いなし。
ここの住人はこういう人だと、
会社関係者全体に情報が共有されるなら
臨むところだ。