自分で選んだ高校だったけど

雪がひどい地域だと、今日のような積雪量(去年よりは全然マシ)だと遅刻はオッケーで、なんなら「雪の影響でちょっと厳しい」と家庭側が判断し、学校にそう伝えれば、生徒は欠席ではなく事故欠扱いになる。

ただ、オンライン学習のシステムをまだ構築できていない勤務先だと(特別支援学校だからそこまで急務ではないのか?)、生徒はただの休日になるのかな。まあ、ゆっくり休んでどうぞ。

 

学校行くことにあんまり意味を見出せなかった高3冬の当時のぼくが同じ状況なら、きっと嘘をついて親に「行けないって言って」と言うだろうな。で、基本的には自分の意見は尊重されていたので、親もきっと2つ返事で休ませてくれたに違いない。

 

高3冬は、ひどく自分を追い詰めていた。

 

なんだよこのなんちゃって進学校は!

つまらない授業やってるくせになんで自分のペースで学習させてくれないんだよ!

自分で選んだ進学先なのに、なぜに片道50分(夏)あるいは90分(冬)もかけなきゃ行けないんだよ!

と思っていた。

 

電車で通学

とか、

県内では都会の方にある進学校

という憧れから選んだ高校。

 

たったそれだけの理由。

 

冬のバス代や年間の電車代。

 

3年間でざっと50万。

 

就学奨励費の対象でもなんでもないから、決して裕福ではない両親はその通学費だけに50万を投資し、その投資に対して「あぁ、違った」と嘆いている自分。

 

とんだバカ息子だな、と。

 

でも、得られたものもあって、

それは経験ですね。

すんごいスカしてる風に書いてるけど。

 

なんだろ、

憧れだけで突き進んでも空回りすることがあるよ、ていう教訓。

 

それを実体験として人前で語らせくれる権限に50万と考えれば、なんか説得力ない?

過去をうまい具合に美化できてない?

 

まあ、口が裂けても両親には言えないけどさ。