献身的な行動がコミットしないとき
今日は、インターンシップを控えている生徒の付き添いで、事前面談に行ってきた。
担当スタッフ、生徒、そして担任の顔合わせみたいなもんです。
そんな今日は、就労支援移行事業所に行ってきました。
そもそも就労移行支援事業所ってなんぞやって人はこちらで確認してみてください。
簡単に言えば、一般就労に向けた予備校みたいなところです。
働くので、賃金も出ます。
印象に残っているのは、
生徒が帰ったあとに担当者と二人で話した内容。
そこの事業所は人気があるといえばいいのかな。
地域から支持されていて、定員を余裕で満たしているそうな。
担当者(施設長)の人柄の良さがその人気の秘訣だと、話していてすぐにわかりました。明るい方で、緊張をほぐしてくれて、誰もが「ここなら頑張ってみよう」と思えるような、そんな雰囲気。
きっと、職場全体の雰囲気も良さげなんだろうなあと。
あと、その方の利用者に対する献身っぷりがすごい。
24時間体制なんですって。
利用者さんが何か困りごとがあってもすぐに対応できるよう、その施設長は携帯を肌身離さず持っているんだとか。
「まずは信頼関係を築く」ことが重要で、そのために「このくらい私はあなたを想っているよ」の意思表示らしいです。
一回信頼関係を築いてしまえば、
24時間対応体制をとっていても
電話がかかってくることはないらしいです。
シンプルにその献身っぷりに脱帽です。
それでも、施設を辞める人は一定数いるそうで、別れ際に「お前のせいだ!」と吐き捨てられたこともあったりと、なかなか酷な世界だなぁと、委縮する自分がいた。
でも、そこは二人して、
「万人受けってそもそも不可能ですからね」
という結論に落ち着いた。
ぶっちゃけその通り。
そういえば、その方から「学校の先生って、生徒との人間関係づくり大変ですよね」という言葉をいただいた。
「決められた時間の中で関係を築く必要があって、私なんかと比べたらだいぶ難しいですよね」と。
確かに、そういう見方もあるのかと、
学校の外の声で改めて教職って難しいんだと気づかされる。