妄想に花を咲かせていたら終わった研修

午前中は高等学校の英語科の先生が集まって研修。

それが終わったら年休使ってそのまま直帰。

 

勤務先は特別支援学校ですが、

一応高等学校と同じ「県立学校課」に入るので、

研修申し込みをして出席。

 

まあ、「3年以内に1回は受けましょう」というもので、今年は比較的ゆとりあるから受けちゃおうと思いまして。

 

研修内容は、学習指導要領の読み合わせみたいなもの。

 

担当の方が90分間、パワポを使って説明。

紙に書いてあることをほぼ読みあげるだけ。

 

でも、普段読まない指導要領に触れる良い機会ではあったのかなと。

 

でもそこに盛り込まれている内容は、やっぱり嫌いっすね。

 

「全員が英語ができるようになる」というところにフォーカスしてるし、そのためにどういった「評価」が必要かとか、どんな「授業の進め方」が有効かとかばっかり書かれている。嫌になっちゃうね。

 

でも、指導要領の「これをやりましょう」にではなく、「じゃあ、これはやってもいいんだね?」という部分を抽出するために、やっぱりしっかり読まないとだよなぁと改めて思う。

堂々と「なんで自分の授業方法にイチャモンがつけられるかわからない。ルール(指導要領、法律)の範囲内でやっているのに。」と言えるようにね。

 

そういえば研修の最後に、

4人1グループで、30分協議する場面があった。

 

自分以外、みんな高等学校勤務。

年齢も10以上離れている。

 

その中に県内で学力トップクラスの高校で

教鞭をとる先生がいらっしゃった。

 

年齢は結構上めですが、普段からICTを使った授業をしている様子だった。

 

ジャムボードとかその他のICTを使った授業。

 

ただ、授業方法は、話を聞いている感じでは「THE 一斉授業」。

 

トップの進学校なのにこの授業スタイルなのかよ、と内心驚くばかり。

 

勝手な予想だけど、真面目に受けている生徒は少ないのかなって察した。

 

ぼくの地元のトップ進学校も、「結果さえよければいい」という校風があって、一応は先生が前に立って教えるけど、内職は黙認されていたはずなんで。

 

話は研修に戻って。

 

とにもかくにも、いずれにしても一斉授業なのに、そこの学校の生徒は毎年東大を入れた旧帝大に合格できているから、その協議の時間、ただただ「勿体ないなぁ」と思っていた。

 

個別最適化された教育が実現されたら、いろいろとすごいことになるんだろうなぁとか、そこに自分がいたらなぁなんて考えていたら、研修は終わってました。

 

思い上がりもいいとろこですが。