神なんだってさ、生徒にとって

「先生はこの学校の唯一の神先生です」と1人の生徒に言われ、そこに居合わせた複数の生徒もうんうんと賛同していた2限目の休み時間。

 

「神なんかじゃなくて、他の先生と比べて、シンプルに寛容なだけだよ、怒らないし。」「言い方を変えれば甘いだけなんだよなぁ」と弁明させてもらった。

 

もちろん「それはダメじゃない?」と辛辣な意見を生徒にぶつけることもある、生徒指導の一環で。

 

でも声を荒げたり、ピリつかせることは皆無に等しい、そんなぼくの教員像。

 

そんな教員像をもった自分のもとでも、生徒は着実に、スピードの差はあれど、成長はしていってるので、それはそれでいいもんで。アフターケアで卒業生を見ていても、立派に成長していっているし。

 

とは言ってますが、担任なんて所詮は一過性。

もともとのポテンシャル、

自分の前の担任にしごかれた経験、

彼らの周りの人間の存在。

 

そういった要因もあるから、実績としてカウントするのも、まあまあおかしな話なんですけどね。「私が育ててやったんだ!」と威張ってる人、なかなかにサブいじゃない。

きっとあの感じ。ああはなりたくないよね。

 

 

まあまあ言うてますけども。

 

先生はいなくならないでほしい。

先生は来年も残ってる気がする。

 

生徒から求められるのはやっぱり嬉しい。

彼らの人生に一役買って出てるなぁと思えるしさ。

 

でも、特別支援学校ではなくて、そろそろ高校に行って大学院での学びを思う存分活かしたい気持ちも強い。ゆえに、出たい思いもある。というか、その思いの方が今は強い。

 

難しいセンシスティブな話でした。

 

まあ、ぼくの教科の空きが今年度なければ残留なので、そこは本当の意味で運任せ。

 

「ごめんなさいね、教科の空きがない場合、異動が厳しいこと、この間の面談で言い忘れてました。」と今朝、校長に言われ、時差で伝えられたことに妙な違和感を覚えてますが、まあ、そうならそうと、自分のキャリアを考え直す良い機会なのかもね。