6年前の彼らも気づけば大人か
今から6年前に行かせてもらった、中学校実習のことを不意に思い出す。
特に、このブログで伝えたいことはありません。
ただ、思い出したことを文字に羅列させるだけ。
まとまりはないっす。
夏休み中の日記くらいの、思い入れのない内容です。
たった3週間の実習で、その間、一人の先生として教壇に立たせてもらいました。
それなのに、実習最終日の全校集会では、「教師ってすばらしい仕事だなって心から思える日々を送ることができた」なんて全教員・全生徒の前で言った気がする。
その短い期間で、「教師のすばらしさ」を知った気でいるつもりはなかったけど、知ったような口で話していた自分に対して、今さら恥ずかしさを覚えるし、「あの頃の自分は青いねぇ」と、ガガーリンのようについ口に漏らしてしまいそうになる。
そういえば実習期間中の髪型は、ツーブロックではなかった。
そうそう、今はツーブロック中で、もっと遡れば、高3の卒業式時点からずーっと髪を被せて地肌を隠すタイプのツーブロックをしてきた。
でも、実習期間中だけはやめて、ちとださいけど、普通のショートヘアにしていた。
ださいっていうのは、自分の頭の形状上、もっさりしちゃうゆえ。
なんか当時ってね、「ツーブロックはけしからん!」という風潮が、少なくともぼくにはあって、生徒の鏡である教師たるもの、おしゃれはやめようということで。
でも、ぼく以外の2人の実習生(いずれも中学時代の後輩)は、がっつりツーブロックしてて、「教師たるものは..」と勝手に裏切られた気分でいた。
もしあのときツーブロックにしていたら、「あの実習生、マジで格好いい」という声がもうちょっとあったと思う。昔から顔じゃなくなぜか素の髪型には定評があったから、きっと間違いない。
そういえば、当時担任させてもらった中3の生徒はもう20歳か21歳くらいか。
気づけばとっくの昔に成人していたみたい。
早いもんで。
今は18歳=成人だから、
2022年4月の時点では
とっくに成人だったのか。
早いねぇ、本当に。
彼らとは3週間の関わりだったから、お互い強い執着はないだろうし、連絡先も知らないけど、みんなどうしてるのかね。
一応はぼくの「最初の教え子」たちと、サバサバした性格なもんだから、一人一人とは話そうとは思わないけど、パッと顔くらいは見てみたいなとは思う。
欲を言えば、個人プロフィール票みたいなのをパッと眺めて、「へーここの大学行ったんだ」とか「結婚したんだ」とか、一人一人の進路を確かめてみたいなんて。