3年目だと会場設営は体が先に動く
午後は卒業式の会場設営をしていた。
卒業式を経験するのは、
今回で3回目になる。
となると、会場設営も3回目。
だいぶ前に実施要項が配られていたけど、しっかり読んでいなかったなぁ、主務者には申し訳ないけど。
会場のレイアウトもそこには載っていたけど、目を通しただけ。
それでも、会場設営のとき、体が勝手に動いてくれる。
誰かにいちいち聞かなくても、次に何をすればいいのか、「なんとなく」という確かな直感を頼りに、パイプ椅子を出しては並べ、どこからともなく横断幕を引っ張り出し壁にかける準備をしたり、不要だと思われる微妙なラインのものを迷うことなくパーと運んでしまう。
3年もいたらそりゃそうか。
たぶん、同じところに3年、4年、5年といれば、全てが会場準備の時のように、意図せずとも無意識で「次に何をすればいいか」が見えるんだろうね。
それでも、毎年やっている行事なのに、てんやわんやと慌てたり、イライラしたりする人がいるのが、いとをかし。
「今回初めてなんです」感が出ていて、呆れを通り越して、笑けてしまうこともしばしば。
毎年やっているのだから、平常心でいようじゃないかと、背中を押してあげたい。
「新鮮な気持ち」なんだろうなと思ってみる。
教え子たち、明日、卒業ですね。
早いもんで。