べた踏み60キロ走行を終えて

昨日は個人的な予定があり、

高速道路を運転する日だった。

 

ただ、人生で初っす。

 

べた踏みで時速60kmしか出せない愛車を、

高速道路で走らせることになるなんて。

 

もうね、びっくり。

 

タコメーターが頑張っても2500。

速度も、60から上に針が動かない。

 

路肩に2回止めた、そんな経験。

 

そんな昨日の体験を、備忘録がてら、

ひたすら書き綴っていく。

 

 

・追い越したのに60キロで走り出してごめん

この60キロ走行は、最初から最後までというわけではなくて、不意に起こるんです。途中まで90~100キロ走行で好調だったのに、いきなりやり切った感を出す車、そして減速。。

前の車を追い越しておきながら、いきなり80キロ→70キロ→60キロ…という迷惑をかけて本当に申し訳なかった。

 

 

・中途半端なスピードで右車線を走らないで

めちゃくちゃデリケートな車なのは察しの通り。

何が難しかったかって、スピードがピンキリだったこと。

60キロ or 100キロ。この2択。

100キロ走行をやめれば、なぜかスピードは下がり、

60キロになる。

「100キロちゃうの?じゃあええか。」

と車がスピードダウンして、ものすごく悔しかった。

 

そんなもんだから、100キロ平均で走り続けた。

 

でも、前の車を追い越そうとするときに、

ちょうど右車線から車が。

これがまた中途半端なスピードで、

そうこうしているうちに、前の車との車間距離が近くなる。

しぶしぶスピードを下げると、速度は60キロへ。

一思いに追い越してほしかった。

ここから立て直すのが本当に難しいんです。

絶妙なアクセル踏み、ターボや4駆への微妙な切り替え。

 

 

・涙目で走り切った高速道路

約3年前に中古で購入した車。

短いですけど、いろーんな思いがこみ上げ来るんですね。

「二人(一人と一台)で海に行っては..」なんて。

 

そしたら泣けきましたね。

 

もう明らかに故障ですもん。

それなのに、ヤバい音を出しながら走ってくれる。

 

「なんとかぼくを送り届けようとしてくれてるのかな、この限界の中」と思ったら、ものすごくセンセーショナル。

 

「頼む、あと少し、頑張れ!」

「本当に好き」

と心で唱えていた。

 

 

・次はどんな車買おうかな

感動的なシーンはあったけど、

「次はどんな車、買おうかな」

と露骨に考えていた。

 

ものすごく複雑な心情だった。