「ぶっとんでる人」の定義
ぼくが良い意味で使う、
あいつ「ぶっとんでるなぁ」
って人の定義は、
1.斬新なアイデアを思いつく
2.怒られることに抵抗がない
の主に2つの要素を持ち合わせている人ですね。
斬新なアイデアを思いつくとは、
「お、そういう考えね。こりゃ一本取られた」と周りから驚かれる程度のものじゃなくて。
もっとこう、「いや、それはダメでしょ!」
と周りが引き、そして批判をするようなものを思いつける人。
でも、その人のビジョンの説明をしっかり聞けば、
「確かに、わからなくもない」と同意しつつ、
「でも、斬新過ぎて。。」と渋るような、
そんな感情を掻き立てるような人。
怒られることに抵抗がない人は、
まあ、簡単に言えば、
「怒られ慣れてる人」でしょうか。
おそらく1の斬新な考えを実行しようとしたり、あるいは実行してしまいがちな人が、上司や関係者からこっぴどく怒られる運命にあると思うんですが。
つまるところ、表裏一体なわけです、上記2点は。
ぼくはそんな人に対して強い尊敬の念を抱く。
ぶっとんでると書いてるけど、
そういう人に限って常識はしっかりあるんですよね。
「そんなことしたら人に迷惑じゃない?」
とか
「ここでそれをするのは違うよ」
とかが、わかる。そこがまたいい。
こんな人になるのがぼくの夢だとして、
「でも、難しいよな」と思ってしまう。
なぜなら2の「怒られることに抵抗がない」
は、性格上、どうしようもないんですね。
1の斬新さは、環境、アプローチ次第では、誰でも手に入れることができる後天的なものだと思うので、そこはいずれ達成できる。
問題は2。
怒られるのが本当に嫌いなんですね。
なんなら注意されるのも嫌です。
「あぁ、やっちゃったか」と何気にいちいち落ち込んでしまう。
子どもの頃からこんな感じです。
特に小中高の先生には、気に入られようと必死でした。
だから、変な考えを抱きつつも、
「平均的なことに徹する」生徒でした。
そうすれば、先生方は喜んだり褒めてくれたりして、それが自分の中では嬉しかった。そこそこ良い子ちゃんだったから、「怒られる経験」が本当に少ない。
でも、大人になった今を振り返ると、
怒られ慣れしてないから、
斬新な考えは思い浮かんでも、
それを実行するまでは到底できない状況にいる。
だって、怒られたくないんですもん。
この2つの要素は表裏一体だから、
結局のところ「斬新なこと」をしないと「怒られる」ことはないし、「怒られない」ためには「斬新なこと」をしない、という結果になる。
ただ、この状況に最近は息苦しさを感じている。
「みんなから好かれようとするから、
思い切ったことできないんだよ」
「いい加減、良い子ちゃんは卒業しなよ」
そんな声が自分の中から聞こえる。
みんなから嫌われることはまずないし、行動次第では、周りが自分の行動を支持するはめになると考えたりすれば、だいぶ気が楽になるなぁ。
このブログは読んでる人からしたら
メンヘラっぽく映るのかな?(笑)
まあ、いいや。
シンプルに、行動制限している自分に嫌気がさしてるって話でした!
「怒られ慣れたい」という、ちょっとなマゾで変わった願望を書いた内容のブログでした!