失敗する可能性だけ潰せばいいよ
新採は本当に右も左もわからない。
校務分掌や生徒対応等はもちろんだけど、
職員間に蔓延る絶妙な雰囲気、阿吽の呼吸、
暗黙の了解、事の進め方..
どれをとってもわからないことだけらだ。
でもぼくは、ベテランの先輩教員と強くつながっているから、答え合わせができる環境にいる。「あぁ、あの件はぼくに非が無いのだな」とか。
そんな最近ですが、「ここはなかなか太刀打ちできないよなぁ」と思っていることがあって、それは、「初任がこの業務を引き受けるべきか否か」案件ですね。
詳しく説明すると、日常(定期)的に「じゃあとりあえずやってみようか」と渡される仕事があるんですね。基本的に二つ返事で引き受けているのだけど、たまに、「あれ、これ難しくないか?」「本当に初任の仕事?」と思わざるを得ないものが混ざっていたりする。
妙な違和感を覚えてから、
「そういえば..」とぼくの方から
先輩教員にカミングアウトする。
業務遂行中、あるいは業務遂行後に、「新採の君がそれをやってるの!?」と驚かれたり、「仕事の配分方法が間違っている!」といったリアクションを取られたりすることが多々ある。
そのとき初めて答えを確認できる。
ああ、手間のかかる案件が
知らぬ間にぼくの方にやって来ていたのかぁと。
一種の押しつけか、みたいな。
もっと先輩教員にカミングアウトする頻度を増やそうと思いましたね、今度からは事前に。
前に出された料理はなんでも食べちゃう性格のぼくは、仕事でもその特徴が出ているようで、受けた仕事はなんとか最後までやり抜く。
で、食(職)後に、気づく。
「あ、違ったかも」と。
どおりで比較的器用なぼくが
手こずっているわけだ、なんて思ってみたり。
そういえばビジネスの世界には、
「成功する方法を探る」よりも、
「失敗する可能性を潰していく」方が
結果的に成功につながるよねっていう
考え方があるんですけど、
少しだけ考え方を捻れば、これはつまり、「成功者を目指す」よりも、「失敗した人と同じ行動をしないようにする」を徹底すれば、結果的に成功者に近づくってことだよねと思ってます。
もっと攻めて書こうか。
まわりからやることなすこと非難されまくっている反面教師を積極的に見つけて、その人たちがしていることを自分の中に1mmも取り入れなければ、結果的に「できる人」「動ける人」になるんじゃないかなと思ってます。
成功者をストレートに目指すのはぼくには難しそうだから、失敗者を見習って、その行動が自分に1mmもかすらないように心がけようと思ってます、日常を生きていて。
ちょっとクロめこうだいが出ちゃいましたね。