ブログを移転した理由

そういえばブログを移転した理由、

まだ書いてなかったですね。

 

そうなんです、今からちょうど3、4カ月前までは、閲覧数が毎日40はあるブログがあって、そこに日々の思いを綴ってました。

 

でも、移転しました。

 

簡単に説明すると、

「勤務校の一人の生徒にブログの存在がバレた」

ことが主な原因です。

 

ある日のブログ閲覧数が、

いきなり250に 跳ね上がったときは、

ちょっと不安を覚えた。

 

で、次の日に学校へ行くと、

一人の生徒が近寄ってきて、

「先生のブログ、見つけましたよ」

とこっそり教えてくれた。

 

バレる分には全く問題なかった。

というかむしろ読んでもらった方が嬉しい。

 

だって、自分の「本音」だとか「思い」とか、そういうのを知ってもらった上で対話する方が価値あるじゃないですか。

 

「先生、あのブログについてなんですけど、私はこう思います。」とか「先生はそう考えてたんですね。なら納得。」みたいな。

そういうのがベースにある対話って、

シンプルに気持ちいいじゃないですか、話していて。

 

ただ、今回はそういう理想と

ちょっと違っていた。

 

ほら、言葉によるコミュニケーションだと

誤解って少なからず生じるじゃないですか。

文字なら尚更です。

 

今回バレた生徒とブログについて話していると、

多くの誤解・勘違いを発見した。

 

「先生の◯月◯日のブログにはこの学校の愚痴が書かれてたけど、あれはOO先生の悪口ですか?」

 

「ん?ちょっと待って。あのブログは愚痴でも悪口でもないよ。この学校のことも言っていない。それは比喩を用いていて、ここで言いたかったことは..」

と逐一解説するシーンが多々あった。

 

まあ、ぼく自身、元々文章を書くのが下手というのもあって、うまく伝わらないことは仕方なかったのかもしれない。

 

超超小規模校ということもあり、生徒数も少ない。

 

で、そのバレた子には、普段から話せる仲間が限られた先生しかいないもんで、「ここで言いたいことは..」と答え合わせ的なことをできる友人もうそうだし、機会がなかった。

 

本来であれば、クラスメイトの何割かがぼくのブログを見て、互いに考えをシェアし合うのが理想なんですけどね。

 

でも、環境的に難しかった。

 

その子は、ものすごく素直な子だから、

ブログを読んで疑問に思ったことを

すべて話してくれた。

で、

「あぁ、読み違えているな」

という思いと、

「間違った捉え方はずっと続くのかな..」

と今後のことに不安を覚えた。

 

毎回ぼくがブログの解説をするのって

だいぶ体力が要るなぁとも思ったり。

 

それに、下手したらその生徒の今後の学校生活に悪い影響を与えかねないと思っちゃって、以前のブログには鍵をつけて誰も見れなくし、こっそり移転しました。

 

そういう経緯っすね。

 

「移転」という決断は間違っていなかったと、今では思う。

 

 

次に生徒にバレるときは、環境が整っていたらいいなぁと思うと同時に、そのときには今よりも文章力も上がっていたらいいなと思う。

 

あと、内容もちょっと大人にしていきたい。

 

感情に任せてブワーと書くこともあったんで。