的確なアドバイスはいつだって残酷

失敗した人に向けて、

「今回の失敗を次に生かすことが大事だよ」

なんていう言葉をかけることがあるけど、

あれはアプローチの仕方が間違ってたよなーと、

なんとなく気づく。

 

「人間は自分の失敗から多くを学べない」というシカゴ大学の研究結果があるのもそうだけど、自分の人生を振り返っても、同じような失敗は時間をあけてから何度も繰り返していますし。

 

もちろん致命的なミスは、

流石に繰り返さないですが。

 

それを踏まえると、

失敗したという自覚を受け止めるのはもちろん大事ですが、失敗をしていく過程で何かしら「良いな」と思った成功体験も混ざっているはずで、そこをピックアップなりフォーカスするのが良いみたい。

失敗を棚にあげるという言い方がわりとピッタリなのかも。

 

そういう反省の仕方の方が結果的には良好へ向かいますし。

モチベーションが上がったり、運が良くなったり、etc

なんならしっかり結果もついてくる。

 

それとちょっとゲスいけど、

「自分ではなくて他人の失敗から学ぶ」方が効果的だったり。

他人の失敗をノートにまとめてみる、とか。

「あー、これが地雷か」みたいな。

 

ただ、好奇心との戦いになると思うんですけどね。

自分ならどうにかなる、という慢心。

いや、自分の目で見たみたい、という冒険心。

ぼくは戦い抜ける自信がないけど。

 

一人の大人として、生徒に、

建前とか良心とか見栄えとかじゃなくて、

もっとこう、残酷だけど、「実際そうだよね」となる

的を得たアドバイスができるようになりたいっすね。