お役所仕事
教科主任をやっているから、
新年度に備えて、本校のカリキュラムと言いますか、
教科の年次計画を立てている。
「この教科書の内容をこういうペースで進めていきますよー」というのを表にまとめたり、「この単元ではここを重点的にやって、こんな風に生徒の能力が伸ばしていきたいです」なんてものも書かねばならない。
まだ必要な参考書類の整理しかできてないですが、そこまで負担にはならないんじゃないかなと思ってます。
すぐに終わるだろうなと。
どこの学校もそうだと思うけど、
基本的には、過去の年次計画をそのまま踏襲したり、
インターネットに載ってる言葉をうまく書き換えて仕上げるのがこの計画。
要は、
「決まりで県に提出しなきゃいけないのだけど、
だいたいでいいですよ」という、お役所仕事。
形骸化している書類のうちの一つ。
そもそもなんで複数人の授業ペースを一つの型で考えて行かなきゃいけないのか、という。
まあ、旧態依然として、一斉授業形式がスタンダードになってるからなんですが。
どれだけICTを使った授業をしていようが、
今流行りのフレーズをふんだんに使った授業をしていようが、所詮は着飾っただけの旧式授業。
教師が学習時間を牛耳っている、
つまり、内容もペースも一律に揃えている時点で、なーんにも変わっていない。