部活動フェイドアウターの気持ち、今ならわかるよ。
今朝の通勤中、なぜか大学生時代の部活動を思い出す。
それもピンポイントで
「なぜあの子は部活に来なくなったのか」というテーマ。
当時はバレーボール部に所属していて、
それまでやったことないスポーツだったから
それはそれは挫折の山を築きました。
1日3時間の週2のサークル。
それでも部活と名乗っていた団体。
公式戦にも出たことあるので、部活としてカウントしてもいいのか。
それに、「大学ではガチでやりたくないけど、高校時代は普通にうまかったよ」という人たちの天下り先になっていたので、レベルもそこそこ高い部活だったように思える。
だから、「できる人」、つまり経験者から、なんともない一言だったりアドバイスにも傷ついたことがあります。
できない人とできる人とでは、
いろんな面で異なりますからね。
いちいち敏感でした。
「うぅ、メンタル..」て。
で、Twitterで「自分はまだまだなんだ」的なつぶやきをして、「痛いってお前w」と後日指摘されたこともあったようななかったような。
それでも人並み以上にはできるようになった。
人によっては「バレーはどの高校でやってたんですか?」「あ、大学から始めました」「えぇっ!」という会話がテンプレになるくらいには上達しました。結構運動できる方です、対戦よろしくお願いします。
そんな当時の部活では、
これがまあ部員の流出がそこそこあった。
いわゆる幽霊部員になる人、
LINEグループから抜ける人。
1年に5、6人は抜けていたと思う。
最初は「なんでだよ!」とイライラしたことあるけど、今はなんとなくその理由がわかる気がする。
僕自身、今現在、
通っていた地域の社会人バレーボールクラブに行かなくなった身ですから。
「ここなら続けられるかな」と半年前までは思っていたんですけど、違う世界に楽しみを見出したり、新たなコミュニティを発掘すると、もうね、「あそこへ行こう!」とはなりずらい。
ひょんなことから1回2回と休むと、
もう「次こそは行こう」とならなくなる。
意識から消えてしまうんですね、
自分が確かに所属していたあのコミュニティが。
決して人が嫌いだったわけではないし、雰囲気がむちゃくちゃ嫌いだったわけでもない。ただ、心のどこかに、「なんだろうな、この煮え切れない感情は」てのがあって、それが数回の連続した欠席をきっかけに、溢れ出したんだと思う。
「もう、いっか」て。
大学生時代のあの部活動で幽霊部員になったあの人たちも、きっといろんな要素が重なって、中にはもしかしたらぼくみたいに、「ひょんなことから」フェードアウトした人がいたんじゃないかって思うよ、今なら。
あの頃はまだ青かったから、
気遣いなのか知んないけど、
「おっす〜!またバレーしようぜ!」と
LINEを送りつけたりしたけど、
まあ、「そっとしておく」が最適解だと気づいた。
今、例の社会人バレーボールから、
個人的な連絡はいっさいない。
LINEは動いてるんですけどね。
でも、それでいい。
そっとしてくれた方が、ぼくは嬉しいし。
ま、「またしようよ!」というお誘いが来ない程度の人間関係だったってのもあるけどさ。
でも、バレーは続けたいなぁ、
またどっかのコミュニティで。