なくなって良かった、あの謎の文化
学校によってはあるかもしれない文化だけど、
去年まで自分の勤務校では、
年2回、それぞれ5千円くらい徴収されて、
そのうちの何パーセントかは、コーヒーや紅茶、砂糖代に充てられていた。
学部の先生方が飲めるようにするためのもの。
残りのお金は、病気等で勤務できなくなった人への見舞金、結婚した人(ぼくももらったやつ)、子どもが産まれた人へのお祝い金になる。
年度末に、余ったお金は再分配され手元に戻ってくる。
でも、「この文化、いらなくない?」と、
一部の教員で話題になり、撤廃の動きがあった。
ぼくもどちらかというと撤廃派で、
強制的に徴収されるのが疑問でしかなかった。
まあ、常備されたコーヒーを頻繁に飲んでいたし、結婚のお祝い金をもらっている身分が何を言ってるんだって話ですが。
コーヒーとかに関しては、そのシステムがなくなったからといって、特段困ったことはない。
自分で好きなコーヒーを買えること、そもそもコーヒーは毎日は飲まなくなったことなどを振り返ると、むちゃくちゃ結果オーライ。
お祝い金に関しては、まあ、学部からとは別に、学校や組合かなんかの組織からももらうんで、なくてもよいって感じです。むしろ徴収されない分、年間1万円浮くから、その方がいい。
最初その撤廃の話が出たとき
「でも、」と批判する先生もいたけど、
ごくごく少数だった。
自分が所属する学部は撤廃されたけど、
他の学部では未だにその文化は健在。
ただならまだしも、ね。
「全体が好きなもの」と「自分が好きなもの」て違うじゃない。
自分が好きなものにお金が使われないのって悲しいけどなぁ。
ましてや、そもそも買ってきたものを食べない人にとっては、ただの募金。
お菓子をなるべく食べないようにしている自分は金づるになっていたのかしら。