日本も悪くないっすよ
2週間くらいかけて読んでいたのが谷本さんのこちらの本。
隙間時間に読んでいた。
それこそ研修中の10分間の休憩時間とかに。
内容が「へぇ!そうなんだ!」となるものばかり。
Unlimitedに2も出ていたので、一気読みしたのがこちら。
一つ言えることは、
「日本て世界的に見ても、結構、てか普通に平和じゃん」ですかね。
医療、教育、差別、インフラ、文化。
周りの国から羨ましがられる要素しかないじゃんという、率直な感想を持ちました。
昔ほどテレビっ子でなくなった自分。
日々得る情報はそこまで歪曲されていないだろうと思っていたけど、この本が言っていることが「正しい」とすれば、自分が意識的・無意識的にインプットしていた情報は「大誤解」だらけで、それを知ったときは恥ずかしかった。
テレビ以外の情報源は、
友人や職場の人との会話。
それらがすべて間違った情報取得媒体とは言わないけど、一つの情報が手に入ったのなら、それが本当に正しいかどうか吟味するために、複数の媒体を活用して調べなきゃなぁって改めて思いました。鵜呑みにしない、てやつです。
でも、「信頼できる人」からの情報であれば、多少は鵜呑みにしてもいいのかなって思ってみたり。
まあ、この本を読んで得たことは、Twitterにも投稿してるのですが、「悪くないよ、こんな日本も」て、子どもたちに語れることかなと。
日本を常日頃悲観する自分から、
脱皮できたような気がする。
「やっぱアメリカはいいよなぁ」
「欧米の教育を見習わなきゃ」
なんてなんとなく憧れていたけど、あれは漠然とした情報を「揺るがない情報源」として妄信していただけなんだなって。
もちろん「こんな日本」のままでいいわけはなくて、「より良くしていく」必要性は十分にある。
世界がどうかという比較は一旦置いといて、日本は日本で、深刻な日本独自の問題があるわけでして。
でもそれは教育とか政治とか、国で改善できるものなんで、そこは諦めたくないなと。
ただ、世界的に見たら、
「ここ、アンチ(安全地帯)っすよ」
とは本当に言える。
だから、
「悲観するな」と言いたい。
そのうえで、
「自分らの幸せを追求しようぜ」
とも言ってみたい。