夫婦生活には認知特性を

ワ―ママはるさんが昨日のVoicyで、「うわお!まさに今の自分!」となる内容を放送していました。

#1057 汚いと感じる差はどこからくる?部屋の片付け問題 | oishi haru / ワーママはる「学びの引き出しはるラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム

 

人には認知特性があって、視覚、聴覚、体性感覚(触覚、温度、痛覚など)は生まれながらにしてある程度決まってしまっているらしいです。デフォルトみたいなもんで、この優位性を変えるのは難しいんですって。

 

この感覚、「お前センスあるからね」「センスの問題だわ」と、よく会話に出てくるあの「センス」と正体は一緒なのかなと思う。

 

例えば汚い部屋を見たとき、「汚いから掃除しなきゃ!」となるのは視覚優位の人。異音がして「音的に汚れているんだろうな、掃除しなきゃ!」となるのは聴覚優位の人。肌でヌメヌメザラザラを感じて「表面が汚れている、掃除しなきゃ!」となるのが体性感覚が優位の人。

 

となると掃除に関して言えば、「不快」と感じるタイミングは持っているセンスによってばらばらで、「掃除しなきゃ!」と動き出すのは、視覚→体性→聴覚 の順番かしら。

 

この感覚に良いも悪いもないです。

運動会の「得意不得意」と似ていて、

走るのが得意な人がいれば、投げるのが得意な人もいて、動くのは嫌いだけど応援するのは好き、みたいなバラつきと一緒。

ゆえに、この特性の存在を知らずに、「なんでできないの?」という一方的な批判が先行していると、場面・状況によっては人との衝突を生み出しちゃう。

 

それこそ今朝、

妻と掃除に関することで衝突があった。

 

一緒に生活をしていく中で、「家の中の汚れ」にすぐに気づき、掃除をする頻度が圧倒的に自分の方が多かった。浴室の黒カビや水垢、床に落ちている髪の毛、便器のシミ。

 

夫婦生活というものもまだ手探りなもんで、「気づいた人がやればいいのかな」という風に考えて、行動していました。それは、「このくらいの汚れであれば、流石に自分から掃除しようってなるよね」という、モノサシを当てにしていました。

 

でも、基本的には自分が先に気づき、掃除する。

自分の方から「これやっといてー」とお願いしない限り、妻は掃除はしなかった。

 

これまでの生活を振り返る。

「これってバランス悪くない?」と。

 

業務分担ができていないから、

自分にばかり負担がかかっているような気がしました。

 

これまでずっと、なんとなくモヤモヤしていたので、この放送を聞いたうえで、最近の家庭内での役割についてやんわり話したら、小さな口論が起こったのが今朝の話。たぶんぼくの伝え方に棘があったからだと思いますが..。

 

今は普通に会話しているので、なんだろな、呪術廻戦の五条先生のセリフにある、「街でアンケートを取られたくらいのハプニング」に過ぎないっす。

 

自分は視覚優位型、妻は体性感覚優位型であることをわかったうえで接すると、無駄にイライラせずに「じゃあどうしようか」という策を練れる。

 

今週末は浴室は妻、台所は自分

来週末は台所は妻、浴室は自分

のように、毎週末交代制&当番制にしました。

 

こんな感じで、夫婦の形ってできていくんだろうねぇ。