学年ゼミを休んで教採の点数開示に向かった話
ふと、スマホの中にあるアプリ『メモ帳』を開いてみた。
数年前の今頃、自分は一体どんなもの記録してるんだろうなぁと思いまして。
2018年9月25日 11:21
のメモに目が止まりました。
教Ⅰ 53/90
集面 42/60
個面 99/150
総合 194/300
21位/36人中(受験者)
どうやら教採の結果らしい。
今自分が教師として働いている自治体の試験結果ですね。
合格したときの点数。
メモにあったものをそのまんまコピペしたんですが、これはつまりあれかしら、自分が受けた校種・教科の受験者がたったの36人しかいなくて、その中で運よく21人目に採用されたよってことなのかね。
それとも、受験者数は不明だけど、その年は36人合格していて、あなたはその中の21位ですよってことかしら。
解せぬですね。
合格して現在はこうしてやめることなく安定的に働けてるから、今となってはどうでもいいのですが。
2018年9月だから、
大学院1年生の秋口。
わざわざ学年ゼミを休んで点数開示に向かったのを記憶しているからあの日は確か金曜日だったはず。と思い、念のために過去のカレンダーを見てみたけど、火曜日だった。
なんでだろう。そのときはゼミが移動したのかしら。
でも、確かなことは、
「ゼミを休む口実」に点数開示を使ったこと。
西川先生に「なんで行くんだよ、合格したからそれでいいだろう」と言われた。
休みたい気持ちもあったけど、シンプルに「自分はどの程度の点数で合格したのか」を知りたかったという気持ちの方がでかかった。
下道で車を走らせて、県庁の教職員課へ行った。
入っていいのかわからない一室のドアをノック。
「試験の点数開示をお願いしたくて。。」
と伝えると、一人の男性がファイルをもってきて、「どうぞ」と。
カメラ撮影はできないとのことだったので、紙にメモ。
おそらくそのメモをスマホの『メモ帳』に転記したんだろうな。
「これはどういう順位ですか?」とその男性に聞けばよかったのに、メモに必死で頭に思い浮かぶことすらなかった。
メモが終わったら、そのまま部屋を出た。
県庁もそのまま出た。
県庁内滞在時間、実に7分。
そのためだけにゼミを休んで、
車を何時間も走らせた。
帰りはこのまま帰るのは勿体ないと思いつつも、お金がない貧乏院生だったので、ランチに一風堂でラーメンを食べて帰った。なんでチェーン店を選択したのかわからない。
なんてこたーない、
ただのショートトリップ兼ゼミサボり。
あれはあれで悪くなかった。
でも結局、その点数を聞いたところで、なーんにも得るものはなかったですね。今こうやってブログのネタになってるだけ。
あ、でも次の年度に同じ自治体を受ける予定の子に、「ぼくはこんなだったよー」と見聞録的に伝えた。「へぇーそんなもんか」というレスポンスだった。
やっぱりそこまで価値はなかったショートトリップ。