いずれ直面する部活動の拒否、ぼくはこんな感じ
そうそう、先日、昨年12月末に出た西川先生の本『部活動顧問の断り方』についての読書会がオンライン上で行われた。
自分もご多分に洩れず、このさき教員を続けていれば、いずれ近い将来、ほぼ間違いなく何かしらの部活動を任されるはず。
何度も書くけど、今は特別支援学校勤務。
残業とは無縁です。
部活はあるのだけど、40分程度のある球技の部活動。
定時までには余裕をもって終わることができている。
ぼくが勤務する前年までは18時までやっていたそうな。
でもコロナのおかげで活動時間縮小。
生徒数も減りつつあり、コロナの状況が良かろうが悪かろうが、きっとこのまま現状維持でしょう。
そんなこんなで、部活動地獄に悩んだことがない教員人生(3年)です。
でも、自治体の暗黙のシステム上、
次の異動先はほぼ間違いなくどこかしらの高校。
その問題直面は時間の問題だろうなと。
心の準備をしておこうと思い、自分より部活動顧問経験豊富であろう勉強会参加者のお話を聞けたらと思い、オンライン上に参上した次第です。
結論としては、
「異動して任された部活を1年はやってみる」です。
理由としては、
- なんじゃかんじゃで問題となっている「いわゆる」部活動を経験したことがなく、怖いもの見たさが若干勝っている
- 初任から断固拒否して周りから白い目で見られて変わり者扱いされるのはマイナスにしか働かないから
の2つが大きいです。
1つずつ簡単に詳細をば。
「部活動がー」とか「部活動のせいでー」という教員界隈の口コミを文字でも見かけるし耳にもするのだけど、ぼくのなかでは今のところ「非常識な都市伝説」状態になっています。一種の平和ボケですね。
そんな杜撰なシステム、文化、非常識な部活動大好き人間、本当に存在するのかよなんて思ってます。
ツチノコとか雪男のような伝説の生き物を探しにいく、そんなジャーニー気分です。
もう一つの方の詳細。
特支という違う畑からやって来た人が、「あれもやだ」「これもやだ」「もっとやりたくない」と逆ブルーハーツを新t年地でやっちゃうと、変わり者扱いどころか、「厄介なヤツがやってきた」と村八分にあいそうだなと。
変わり者でいるのはいいんですよ。
子どもの頃から、周りの人に「他の人とはなんか違う」と言われ続けてきた人生ですし。自分が「普通」だと思ってやっている行動が人によっては「変わっている」ように見えるらしいです。
仕舞には一服中の実の母親から「やっぱ、変わってるよね」と言われるくらいだから、変わり者である自分を受け入れているし、そんな自分が好きです。
変わり者である自分を敵意ある白い目で見るんじゃなく、興味本位で見てくれるから、それが自分にとっては心地良いのだと思う。
でも異動先に、最初っから異端者として飛び込むと、周りの人と馴染めないだろうなと。自分のやりたいことを受け入れてもらう以前の問題に直面するだろうなと。
やっぱり良好な人間関係を構築することから始めたい。
1年の中で結果を残しまくって周りからの信頼を得る。なおかつ「部活は反対派なんですよねー」という緩いスタンスもとっておく。ひそかに「法律」という理論武装もしておく。
2年目に入る前に、「部活、今年から無理っす」と西川先生の本を片手に管理職に相談するが無難そうです。
今回の勉強会で、自分の中の指針がかなりクリアになりました。「こういうプランでいこう」と。
むちゃくちゃタメになる時間でした。
ありがとうございました!