卒業式は人を強くする
3年生が卒業してから1日が経った。
昨日の今日ってやつです。
門送りでは自分のクラスの生徒が大きな涙を浮かべて泣いていたし、「明日から大丈夫かしら」と心配してましたが、朝、教室行くと、いつも通りの様子でなんならケロッとしていた。拍子抜けしました。
普段遅刻してくる生徒も、
心を入れ替えたのか、
朝から登校できていた。
そういえば卒業式の30分前くらいに、「今の3年生が卒業したら、うちらが最高学年かぁ。ということは、遅刻なんかしてられないよなぁ」という持論を展開していたけど、そういうことかとなんだか納得。行動に移したんだね。
小規模校だから、生徒会長や部活動の部長というポジションを必然的に任命されるのだけど、それぞれの強い「責任感」が感じられた。
「私たちが/ぼくたちが学校を引っ張るんだ」という、リーダーシップ。
早く行きたければひとりで行け。
遠くへ行きたければみんなで行け。
アフリカの有名な諺です。
この言葉にあるように、必要に応じて団結して物事に取り組んでほしいものです。一人でやるとなると、どうしても限界があるからね。
卒業式は別れの印象が強く、どうしても悲しいイメージがつき纏うけど、人によってはむしろポジティブに働くんだなぁとしみじみ。強くするんだね、人を。