『学び合い』がフィットしていないクラス
『』がうまくいっているクラスもあれば、「ちょっと軌道修正が必要かな」と思うクラスもあったりなかったり。
最近、ビミョーにもやもやしていたクラスがあって、「でも、誰も何も言わないからなんとかなるのだろう」と思っていた矢先、一人の生徒から「ちょっといいですか」と相談を受けた。
話し声がうるさくて授業に集中できていないクラスメイトがいるとな。
限度を守れず大きな声で、しかも授業と関係ない話をする輩。
そして、昨年度の授業スタイルを思い出しながら、「こんな方法もあると思うんですが!」と、『』以外の方法も紹介してくれた。
なるほどなるほど。
初めて授業について異議があったので、逆に「教えてくれてありがとう!」と感謝しました。ちゃんと自分の考えを自ら伝えに来てくれてありがとう、と。
それと同時に、焦りもある。
『』以外の授業を提案された=不満がある、ということだから。
おそらく、「それなりに」英語ができるぼくから教わりたいという想いもあるのだろう。まあ、大多数が喜ぶ、それに学びもあるエンターテインメント授業、本気だしゃいつでもできるんですけどね。
それに、その生徒に「フィットしていない」という事実もきっとそこにある。
だから、丁寧に対応した。
そのあと、「あ、ついでにアンケートとってみるか」ということで、クラスルームに授業アンケートを投下した。「満足or不満」「改善点がれば入力を」、そんな感じの。
ちょうど良い機会ですし。
ただ、『』から別の授業スタイル、
今は考えられないなぁ。
自分が大事にしたいのは、有機的につながり、学び合い、自己の課題を達成する集団づくりですし。
でも、振り返れば、「人とつながるメリット」「見捨てないことがなぜ得か」「時間内に課題を終える重要性」を常日頃、語ってはいたけど、進学校と言うこともあり、「君らには受験もあるじゃんか?」と「勉強の意義」に比重を置いて語っていた気がする。
語り直そう。
それでも進展がなければ、クラスの状況に応じてちょっと『』のスタイルを変えよう。
もうそれは『』ではなくなるのかもしれないけど、応急処置という意味で。
ただ、まあ、明日はとりあえず本気で語る。