夏期講習という古いシステム

高校の夏休みが本格的に始まった。

夏期講習も始まった。午前4コマ。

 

個人的には、「不要」だと思っている。

 

まずは教師目線で言えば、

「出席に入らないのに、やるの?」

という疑問と、後述するけど、「(すべての)生徒のために実はなっていない講習」と思っているからだ。むしろ足枷になっていると思う。

 

生徒目線で言えば、

「夏休みなのだから満喫させてくれよ、学校来させんなよ」だろうか。

あと、学校の授業から解放されるわけだから、自分がしたい勉強ができるのが夏休み。それを踏みにじっているのが講習、と思うわけです。

 

ま、出欠にカウントされないのだから休んでしまえばいいのだけど。

でも、生徒は「噂レベル」でしか知らないし、ぼくがその真実を生徒にリークすると、それはそれで「あの先生が言っていたんだけど、」と噂が広がり、どんどん休み、他の教員から白い目で見られるのが容易に想像つく。

 

ゆえに言えない。

 

 

講習というスタイルをやめればいいのにと、思う。

「学校開放日」にして、生徒同士で学び合えばいい。

来る来ないは自由。生徒自身で選択する。

必要なら行けばいい。

 

生徒同士の学び合いでもわからなければ、先生に聞けばいい。

もちろん質問タイムという時間を設けて。じゃないと、無限に質問に来られる可能性があるから。

 

講習という枠が生徒の学習を阻害しているから、そのシステムを変えてしまえばいい。

 

ゼッタイ、この方が成績伸びるよ。