去年のムシャクシャ期

ALTがやってきたのは先週。

 

でも、試験が被っていたため、先週は授業なし。

 

初授業は今日。

 

普段、英語に興味がなく自分から喋らない生徒も、日本語がわからない英語話者が目の前にいると、アクティビティ次第では、必死になって、知っている単語を使って、とにかく話す。

 

その姿を見れて、ALTの存在ってでかいなと思うと同時に、「こいつらかわいいな」とも思ってしまった。

 

あ、普段は「こいつら」なんて言葉、

使わないですよ。

 

ほら、親しい意味での呼び方ってあるじゃない。

その感じ。

 

 

ぼくの授業は基本、

遊びとかゲーム要素が強いっす。

 

特別支援学校というのもあって、

その辺はものすごく緩い印象がある。

 

 

去年の5月頃かな、前のALTとのメールのやりとりで、「おら、こんな授業がしたいっす!」というのを熱く英語で書いていた。

 

『学び合い』の総本山である西川研究室を巣立って現場に立ったぼくは、『』的な考え方を軸にしてすべてを捉えていた。

だからそのメールでも、今思えばイタいやりとりをしていた。

もっと緩急つければいいものを、ストレートに熱い思いを伝えていた。まだ、会ってすらいない当時ALTに。

 

 

まあ、今も、『』を軸にして物事を見てますけどね。

 

ただ、なんだろ、折り合いをうまくつけれていなかったもんで、非常にムシャクシャしていたのがあのとき。

 

「そういう環境もあるよね」「とりあえず今は我慢しよう」という気持ちが弱かったので、理想と現実の落差に笑うしかなった。

 

で、今の授業は『』からかけ離れている。

楽しければいいよね、という授業。

 

今のこの環境なら、それがベストな選択だと胸を張って言える、今はね。

 

だから、当時のムシャクシャ感は、ない。

 

そういう意味では大人になったなぁ。