欲する経験、講師を見て。
何人かの教員を交えて、前任校やこれまでに勤務してきた学校で、「こういう修羅場があったよ」とか「こういう生徒指導案件があったよ」という話する。
で、話を聞いてて、「つくづく自分は平和に教員をしているもんだな」と考えさせられる。
自分が勤務する特別支援学校は、個人的な感覚では一般の普通校とそう大差ないように思える。発達障害とか知的障害という診断結果が出てるからこの学校にいるわけですが。
「特別、目線を合わせて」という配慮をしているつもりは全然ないけど、生徒との関係性はすごく良いように思える。スムーズにコミュニケーションが取れるし、生徒によっては大人より聞き分けが良い。
だから、こうやってそれなりに元気にこれまで教員を続けらているのだろう。
生徒に対するストレスはほぼ皆無だしね。
でもそれは、
「経験」をグラフに表せば
横軸ときれいに平行線なんだと思う。
つまるところ、安定ゆえに「退屈」というか「刺激が少ない」というか。
平坦過ぎる。
ただ、良いことではあるんですけどね。
「ゆるい幸せがダラーっと続いてる」感じ、
アジカン風に言えば。
でも、自分より何個か年下の講師の方が
経験という名のネタをたくさん仕入れていた。
おもしろおかしく話すための材料とかそういう意味でのネタではなくて、「こういう生徒がいて、でもそのときこういうことをしたら、こうなって、、だからこうした方がいいと思うんですよね」とか、自分の考えを経験則から語れるような、そんなネタ。
そういう点では、
講師っていろんな経験できるから
やっぱいいなぁとも思える。
もちろん、「あえて講師になる」という予定や選択は今のところはないけど。
ただ、何やってるんだ自分、
となったのは確か。