他人に仕事を振るのは難しい

ある行事の主務を任されていて、いろいろと準備を進めていますが、基本的に自分でできるものは全て自分一人でやってきました。

 

といっても、実施計画、保護者宛の配付物、看板作成、その他の雑務。

夏からチマチマこなしていたので、全然負担感はなかった。

昨年度踏襲できるもので、0→1の作業じゃないからそりゃそうで。

 

本来であれば組織内で共有し、仕事を分配しておくといい業務(自分に負担がかからないという意味でね)を、何一つ分配せず、自分一人で終わらせたって話です。

 

こういう仕事があるなぁってのは、各教員知っていたと思うのですが、「この業務やらないとですね」とか「もしかしてもうこの仕事終わってます..?」と聞かれる頃には完了させている状態。

 

進捗状況を説明すると、

「任せっきりで申し訳ない」と謝られる。

 

そして、「ぜひ頼ってください」ともお願いされる。

 

もちろんそのつもりでいるけど、お願いしてまでメンバーに分配するような仕事量じゃないから自分一人で進めていたのになぁと人差し指で顔を掻く。

 

ここからここは自分が、

これ以降は協力が必要だという、

線引きってあると思うんですね。

 

ここから他人に任せるとなると、

混乱を招くだろうし、

いちいち説明するのも億劫だし、

自分でやってしまった方が得なことってあるじゃない。

 

それに、一応は期限を設けるけど、何事も「なるはや」で終わらせ欲しいのが主務者の心理。任せたはいいけど、自分が期待するスピードで物事を進めてくれないとなると、その方が心理的ストレスがでかくて、結果的にマイナスになること、あるじゃない。

 

「なんでまだ終わってないんだろう」「てか、忘れてないよね?」

 

そういう焦燥感に駆られるくらいなら自分一人で計画的に進めた方がいいと思える仕事を終わらせたら、相手から心配されたり謝罪されたりする。

 

いやぁ、難しいね。

 

結局はコミュニケーションが肝なんだろうけど、「この仕事やっておきますんでお気になさらず!」と言っても、「いえいえ、私がやります!」という望んでいないサポートをもらっても困りますし。

 

本音で「じゃあ、明日までに終わらせてください!」と言えば、「はやっ..」と言われるだろうし。

 

境界線が難しい。