3年ぶりに『』をやった話

「明日から授業かぁ。ドキドキワクワクするなぁ。」と考え事をしていたらついつい寝れなくて、今日1日中、頭がボーっとしていました。鼻が詰まった感じのボーっと感。

 

それにいろんな業務も舞い込んできて、授業準備もままならないまま帰宅しました(学校の施錠時間の関係で)。「明日早朝出勤でなんとかやっつけたいところ..」という不安も寝れない原因だったんだと思います。

 

そんな今日は急遽、授業変更があり、本来であれば「空きコマを使った授業準備」をする予定でいた時間に授業をすることになりました。

もう朝からものすごくバタバタして、久々に焦りました。何事も「前もって準備する」、これむちゃくちゃ大事だなと改めて思い知りました。

 

授業ですが、自分の持ちコマは全て『』をやりました。

3クラスくらいかしら。

と言っても最初の授業なので、「なんでそもそもこの科目があるのか」「授業に毎回必要な教材」「授業の進め方」「ネームプレート作成」等の説明やら指示が必要だったので、フルではないです。

語り入れて30分程度の『』で、ま、凝縮された感じです。

 

生徒の学力レベルがどの程度のものなのか不透明の中作成した課題レベルも、ちょうど良かったなぁと終わった後に振り返ります。

全員達成がギリギリいかないクラス、ネームプレートが4割程度しか動かないクラス。

個人的には出だしがこんな感じでむしろ良かったなと安心してます。

簡単に全員達成されちゃ困りますしね。

そういう点では「ナイス 直感に頼った課題作成」。

 

そしてどのクラスも生徒の動きが本当に良かった。

 

ぼく自身、来たばっかしの身分のため、生徒同士の人間関係というものをまだ把握しきれていません。けれど、おそらく人間関係が比較的薄い人に対して、「ここはこうやって解くんだよ」と自ら教えに行く生徒を見たときは「おっ」となりました。すごい良いものが見れたなと。もちろん授業終わりに全体に向けてそのワンシーンをフィードバックしました。いや、本当良すぎてさ。

 

本日、3回の授業で『』を実践していて、改めて「すげぇな」と感心したのは、「本通りの動きが教室内で繰り広げられる」ということ。

 

「立ち歩いてもいいんだよ」と言っても最初は自力で解く生徒。

でもしびれを切らして一人が友人のとこに聞きに行くと、一人二人と徐々に離席する生徒が増えていく。

2人で学び合うところ。

5人で固まって学び合うグループ。

自力で頑張る生徒。

 

教室が「課題達成」のための対話に包み込まれる。

 

本通りに時間が進んで行くので、その「再現性」に笑けている自分がいました。ぼくはマスクを取って授業しているので、そのときのニヤケ顔、生徒に見られていたら恥ずかしいな。

 

3年ぶりの『』、やっぱ最高ですね。

 

これからいろんなドラマがあるでしょうね。

感動シーン。どんよりシーン。ドキドキシーン。ハラハラシーン

もしかしたら修羅場も。

 

それでも酸いも甘いも嚙み分けていけたらと思います。