愛犬と学校教育の共通性

愛犬を飼い始めた今からちょうど10年前。

初めて飼った犬だったもんで、可愛さのあまり、いろいろ道具を買い揃えてしまいましたね。


寂しがらないようにたくさんの人形
気持ちよく寝れるようにフワフワの毛布と枕
室内でもしっかり自分でトイレが出来るように専用のマット
外にいるときリラックスできるようにリッチな犬小屋
室内用の犬小屋(ゲージ)
などなど

でも、それは飼い始めて2ヶ月もしないうちに
「あぁ、そこまでしなくてもよかったな」
と思うはめに。

人形…今では部屋の隅っこに転がってる
毛布と枕…毛皮をまとったワシには暑苦しいんじゃ
室内トイレ専用マット…したくなったとき窓カリカリするからそんとき外に出してくれればええで
外用犬小屋…基本家の中にいるつもりだから小屋なんていらへんいらへん
室内用の犬小屋…ワシ基本テーブルの下で過ごすからかまへんかまへん

生きるという動物本来の目的のために、自分でよく考えて環境整備をしていた愛犬であった。



学校の教育にもこれって当てはまりますよね。



先生が教科書を読んで黒板にカリカリ書いて子どもに板書させるような一斉授業。
グループやペアを指定して授業を進めるアクティブラーニング。

子どもたちの可愛いさのあまり、いろいろ手を差し伸べたくなる。でもそれって実は子どもたちの「学ぶ」という目的を阻害していたり、効率を悪くしている。

犬と当てはめるのは、よりによってぼくなんかの愛犬と当てはめるのはどうかと思うんですが、、
環境整備をするのは子ども自身であって、我々教員ではない。子どもたちから要望があり、(可能なら子どもたちに説明してもらって)それがしっかり理にかなっていれば教員が、学校がその要望に応えてあげる。
そんなスタンスが結局は良いと思いますね。

もうちょっといろいろ例にとって説明したいところですが、支離滅裂な文になりそうなので今日はここまで。
またいつか、改めて話させて下さい。