忘却的死亡

ワンピースっていうアニメの中で、自分の中で忘れられない名台詞があります。

「人は いつ 死ぬと思う?
心臓を銃で撃ち抜かれた時… 違う
不治の病に犯された時… 違う
猛毒キノコのスープを飲んだ時… 違う

人に忘れられた時さ…」

あえてこのセリフの意味は説明しませんが、すごく深くて、まさにそうだなぁと思います。


ぼくもそろそろ死ぬかもしれません。



お盆なので、祖父母の家へいってきました。

ぼくのおばあちゃん、80前ですが結構ボケが進行してました。

同じ話の内容を3分ごとに話したり、
同じ質問を1時間に1回してきたり、
アイスを今日で計4本食べてたり、
他の人がやっていたのに自分がやったって言い張ったり、
ぼく三兄弟の真ん中なのですが、なぜか三兄弟の構成の説明を急に始めたりと、
完全に自分がしたことを忘れている状態でした。

親からボケが進行してるとは聞いていたのですが、自分が思っていたより進んでました。

このままいくと、ぼくも近いうち忘れられて、死んでしまうのかなぁと。

でも、おばあちゃん以外の、多くの友人、先生、そして家族、もっといえばぼくに関わる未来の人たちには、今後当分覚えてもらえるはずなので、まだまだ長生きできそうです。



もしかしたら200年、300年、うまくいけば1000年先も。

体は朽ちても忘れられてなきゃ死なないって、
ロマンチックですね。