接待と時間とぼくと
「早く帰りたいと考える人」が
「早く帰らなくてもいいと考える人」と
一緒に仕事をするとなった場合の
万能な対処法がいまいちわからない。
昔のぼくならきっと
「そんなのお先に失礼します、でええんちゃん?」
という堂々としたアドバイスをしていたはず。
ただ、昔のぼくよ、
いろんな複雑な要素が絡んでくると、
一概にそうは行かないんだ。
そこでそんな発言をすると、
あとでマイナスの力が働き出して、
損する場合だってある。
たとえば、「前まで苦手だったけど時間が経つにつれて、そこそこ気さくに話しかけてくれるようになった人」って、いるじゃない。
自分はなおもちょっと苦手だけど、
その人とうまく付き合っていくと、
これから結果的に得だよね、って人。
最初は攻撃的な態度を自分に示していた人が、
今では対等に接してくれる人。
しかも相手が自分なんかと楽しそうにコミュニケーションをとってる姿を目の当たりにすると、ここは「時間が..」と言うのは我慢しないとと思う。
これは未来の自分への投資だ、
なんて言い聞かせて、
何よりも愛おしい時間のことを忘れる。
飲みの席の上司に対する接待もそれにあたるのかな。
特別この上司と話したいという気持ちはサラサラないけど、今ここで仲良く(我慢)しておけばあとで自分にプラスだ、なんていう心理が働いてたりするのかな。
そういえば今年度はコロナちゃんのせいで、「職場の人たち全員で集まって宴会」とい
う飲みの場は無しとなっている。
1年目だから「接待」というものを学ぶ機会ではあったけど、そもそもそういうのは好きじゃないからいいか。