『部活動顧問の断り方』を読んで
久々に西川先生の本を購入した気がする。
以前、Facebookで、「部活動顧問の法的な断り方、本にするね」とおっしゃってたから、「ふーん」と思いながらも、すぐにポチってしまう自分。
今日、自宅のポストに手を突っ込んだら、茶色い梱包材があった。中を開けてみると、この本が入っていた。
「あぁ、そういえば年末の27日に届くんだったな」と、なんだかタイムカプセルの気分。
150ページ程度なんで(脱線しながら)サクッと読めました。
そもそも、自分は今、特別支援学校勤務なんで、「部活動で悩んでます」という状況からほど遠いのはさることながら、普段から残業もしてないんで、なんでこの本を買ったのだろうという感じでもあります。
勤務校に部活動は存在するのだけ、定時の20分前に終わるし、週に2回程度、監督するだけでいいので、まあ、合法的な教育活動なんですわ。
ちなみに部活動が嫌で特支の免許をとって教採再受験、という先生もおられます。それくらい、特別支援学校は平和だと思います。諸説あり、とだけ付け加えておきますが。
話は戻って。
きっと、先生の投稿をみて、すぐにポチったのは、「今のうちに武装しておこう」という思いがあったからだと思います。
今の生ぬるい職場環境に嫌気がさして辞めなければ、いずれは高校に出荷される身分。
本書にも書いてありますが、否応なしに、年度当初に「じゃあ君はOO部ね」と割り振られることも可能性としては全然ある。
そのときにどう対処するか、今のうちに脳内シミュレーションしておこう、と反射的に考えたのだと思います。
いろんな法律が出てきて覚えるのが難しいですが、「あぁ、こんな風に断ればいいのね」というのが丁寧に書かれているし、ページ数も少ないので何度でも読める。
このブログを書き終わったあとも、また読むと思う。
リピート、必至です。
ただ、本に書いてあることを実践する場に自分はいないので(平和だからさ)、「記憶にとどめておこう」程度の必死さ。
人って追いつめられて初めて抜群の成果を出すじゃない?少なくともぼくはそういう人間。その追いつめられた状況で少しでも楽するために、今から勉強しておこうかなと思わせてくれる本でした。
ぼくの性格上、
たぶん断固拒否はしないと思います。
特に、高校に異動した1年目は。
「実際問題、部活動ってどういうもんなのか」を見たい知りたい確かめたいという思いが先行して、なんじゃかんじゃで引き受けそうだなと。
いや、知らんけど。
ただ、明らかに、部活により、
平日は20時以降の帰宅、土日はどちらかが練習や試合で一日潰れる、ということを知ったら牙をむくと思います、けんか腰ではなくあくまで穏やかに。
「納得していないこと」に自分の時間を奪われること。これが今のところ世の中でいっちばん嫌いなんで。
とりあえず、今から準備しておこう。