ぼくの難癖は「感謝しないこと」
以前、占い師か心理カウンセラーだったか、はたまた友人か、まあいいや、とにかく誰かに「あなたは感謝の心を忘れがち」と指摘されたことがある。
「そこを直すといいんだけどね~」と。
そのときは「ふーん」と流しておいた。
でも、「あ、こういうところか」と合点した瞬間に、
さっき巡り合った。
ついさっき、大学院時代の恩師、西川先生から「『学び合い』の英訳、今どんな感じ?」とメールが来た。
大学院時代、4,5冊くらいの『』英訳本の制作に関わっていて、そのうちの2冊
がぼくと一人のALTがメインでやっていたんですね。
大学院修了と同時にぼくの方で翻訳し終えた一冊の本。まあ、2冊目ですね。
それをイギリスに帰国したALTにメールでデータ送信。
コロナが爆発する以前の話ですね。
添削してもらうこと8カ月。
コロナで大打撃を受けながら、
彼は地道に進めていくれていた。
それでも8カ月と、1冊目完成のときよりもだいぶ時間がかかった。
で、先生からメールがきたときすぐにALTに確認すると、「まだです..あともうちょっとなんですが。。」と返事が来た。
早く世に英語版『』の本を出したい西川先生。
コロナの状況に苦しみながら進めるALT。
それでも終わらない翻訳作業。
これは完全にぼくの責任だなと反省した。
早く世に出すために、ぼくの方からもっとアシストをすればよかったのに、前回同様、ALTの添削が終わるまでゆっくりしていようと過ごしていたらこの様だ。
ぼくがすべきだったことは、
1、定期的なメールでのやりとり
ALTの力を常に求め、信頼していることを示す姿勢が必要だった。
2、分業制の提案
負担を減らすために、翻訳が必要な部分、例えば20ページ分をもらって、現任校で週1で会う別のALTの手を借りるというのも一つの手だった。
できることが一杯あったなぁ、と。
それに、西川先生への感謝の意志が薄れているのを実感した。先述したぼくの悪いところですね。
『学び合い』を西川先生のもとで学んだという貴重な経験の提供者。これは良い意味で人生を変えてくれたんですね。本当に。
また、大学院では多額の奨学金を借りてたわけですが、大部分(約200万円)が免除になった。なぜならいろんな業績を築かせてくれた西川先生がいたから。
めちゃくちゃ感謝すべき存在なのに、
気づけばその感情が薄れていた。
あぁ!改めよう、こういうとこ。
誠意見せて、結果出そう。