その酔い方、懐かしいね。

 

昨日はゼミ・他ゼミの同僚(野郎勢)と飲んでました。

飲みに誘われること自体あんまりないのですが、数少ない誘いにも「すまんな。」とやんわり断り続けていたら、「お前いつも断りよるなぁ」と言われたもんだから、流石にこれは行かねばと思い、昨日参戦。

 

普段、研究室と自分の部屋を行き来するだけの生活で、

基本は、「飲まない遊ばない出かけない」の単色な日々を送っているぼくとしては、なかなか楽しい時間でした。

 

今度から、癖にならない程度に飲みに行こうかなと思いました。

 

そういえば昨日飲んだ居酒屋では、ぼくら以外にも学部生らしき集団がいた。

一方ぼくらは院生でした。

 

ぼくらは、自分たちの飲みたいペースでお酒を飲み、腹を抱え、ゲラゲラ笑いながら世間話を楽しみました。

 

その大学生集団は、コールとイッキで成り立っている、いわゆるウェイウェイ飲みでした。無駄にグラス・お酒を注文し、罵倒し、他のお客さんを気にも留めない、質の悪い騒ぎ方で、ぼくらのゲラゲラ笑いとは全然異なった、場違いなものでした。

 

だいぶ騒がしかったので、少しイラっと来ましたが、

ぼく自身も、数年前の学部生まではそんな感じだったよなあと思ったら、「ま、いいか。」となりました。

 

「お酒楽しむ」感覚を覚えたのが今だとしたら、

「お酒楽しむ」感覚を乱用していたのが過去なのかなと。

 

過去の自分は、お酒をツールにしてバカ騒ぎすることを目的にしていたし、そこには対話という対話がなかったように思える。傍から見れば「バカ」に見える、そんな存在になることに快感を覚えていた。自分らさえ楽しめればいいのかな、と。

 

一方、現在は、お酒という日常の主役とはかけ離れた不思議なモンを挟んで、いつもとちょっと変わった気持ちで、気分で、対話を楽しむことができている、そんな感覚。

 

うまく文字で表現できないけれど、

お酒との付き合い方がガラッと変わった気がする。

 

過去の自分と同じ学部生の酔い方を見て、

ふと思う。