『漫画 バビロン大富豪の教え』を読んで

最近,お金に血眼だ。

 

「就職先が決まっている学生」に過ぎないぼくは,

引っ越しやら旅行やらでカツカツだ。

 

これから奨学金という名の多額の借金を返済していかねばならないわけですが,そんな状況でも計画的に貯金はしていきたいところ。

 

ひたすら銀行に貯金していっても金利は大したことないこのご時世。

知恵を働かせて貯めていけたらなと。

 

地方公務員でも株式投資はできるので,

そういうとこでコツコツためていこう,

なんて現職ゼミ生との相談の上,決断。

 

そんなときある一人の後輩ゼミ生が,

「こんな本あるんで,読んでみるといいかも」

と差し出したのがこの本。

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古代バビロニアを舞台に話が進んでいく。

その中で,改めて「投資」について考えさせられた。

 

お金が貯まっていく工程には,7つの教えを肝に銘じておく必要があるそうです。

 

1.収入の十分の一を貯金せよ

地道に無理なく貯めていこう,という感じですね。

何事も「チリツモ」だから長い目で見れば,

財産としてお金貯まってるよね,という感じ。

 

2.欲望に優先順位をつけよ

ミニマリストの考え方と似てるかも。

「あってもいいけど,まあ,なくても生きていけるやん」

というようなそんな思考。

 

3.貯えた金を働かせよ

貯めてるだけじゃ,正直,増えはしない。

そりゃ,定期的に貯金すれば増えるのは増えるけど,,

しっかり物事を見極めて,使わないと意味ないよ。

 

4.危険や天敵から金を堅守せよ

自分がしっかり構造を理解していない,または,商売上手な人が勧めないものに手を染めると,損するだけ。

それに,非現実的な利益を求めるもの要注意。

 

5.より良きところへ住め

黄金の扱いに秀でたもののアドバイスを熱心に聞くことも大事みたいです。

 

6.今日から未来の生活に備えよ

「今」に囚われずに,「未来」も意識せねば。

 

7.自分こそを最大の資本にせよ

 なんやかんやで「自分がどう行動するか」にすべてがかかっているわけでありまして。

考えて,動く。これに尽きる。

 

まあ,お金を貯める方法をツラツラ書いてきましたが,

「お金(利益)は所詮オマケ」と思った方がいいのかもしれない。

追いかければ追いかけるほど,事物って逃げていくじゃないですか。

そういう意味では,執着心をなくしたい。

 

まずは,自分にはどのくらいお金が必要なのか,を分析する必要がある。

自分が考える「幸せ」的な生き方を見据えたとき,

「じゃあ,それにはどのくらい資金が必要ですか?」

を自問したとき,実はそこまでお金っていらないみたい,

という答えに行きつく。

 

「お金が増えれば増えるほど幸せではなく,

800万円程度がピークでそれ以上では幸福度は変わらない」

という研究データもありますし。

 

 

この本を読んだ上での,結論というか感想ですが,

教師になっても,株式投資はします。

お金は所詮オマケ,なんて言ってましたが(笑)

ゼロよりかはマシ,ですから。

 

ただ,それで食っていこうとは思いません。

 

ぼくの幸せを見つめたとき,

「たまに贅沢ができる生活」を追求しているぼくには,

平凡な給料でなんとかなりそうですし。

 

そういう意味では,オマケですね。