お金が絡んで台無しになった母の誕生日
小学生のとき、母の誕生日に
一つ上の兄と喧嘩したんですね。
喧嘩の原因は、情けないんですが、、
「誰が誕プレ代を多く払ったか?」
でした。
誕プレはベタに「花」でした。
#今はセッター(タバコ)かドリップコーヒーが良いらしい
ただ、小学校時代、お小遣いが月々1000円くらいで、
ぼくら兄弟はお金がそんなに貯まってなかったんですね。
で、買おうとしたのが3千円くらいの花。
身銭を切るってこういうことかと思ったし、
なんなら血が出る勢いでした。
それくらい、ぼくらには大金だった。
給料をもらっている今では、そこまで渋らないのにね。
なんやかんやで買えたのはいいけど、
「お前、ちょっと出すお金少なくない?」
とぼくらのどちらかが言い出したのを皮切りに、
喧嘩が勃発。
しかもお母さんの前でその言い争いは起きた。
気分を悪くした母は、
「もういい。」と
お金をぼくらにキャッシュバックするという
最悪の誕生日になってしまった。
場合によるけど、
人前で、お金についてあーだこーだ言ってると、
基本的には何もかもが台無しになるなあ、て思う。
あーだこーだ言っていいのは、
どうやら「取引」だけみたい。
それにしてもお金っていろんなものを狂わせるよね。
早く「信用」が通過になる時代、
来てちょうだいなんて思ってるよ。