刹那的な孤独
今日は久々に外部で研修がありました。
コロナ明けで、実に2カ月ぶり。
この研修は全部で10回ほどあり、
内容はICT関係全般。
今日はプログラミング教育がメインでした。
ぼく自身、アプリやタブレットをいじるのは得意なんですが、プログラミングとなると苦手意識により血圧が急上昇する、ような感覚に陥る。
Scratch Jrやviscuitのアプリを使いましたが、
講師の説明に途中、付いていけなくなり、
頭が真っ白になる瞬間があった。
まあ、集中力が切れたというか、
説明の途中で「凝りたい部分」が突如出現し、
それに没頭していたら、「みんなついてこれてるよねー?じゃあ、次。そのまま..」という流れになっていた。
その瞬間、「この講義室で、みんなより一歩後ろで慌てているのはぼくだけなんだ」という孤独に襲われた。
焦ると、これもぼくの悪い癖で、「分かったふり」「できたふり」してその場に馴染もうとする。
その「ふり」の最中に、
みんなに追い付こうと、アクセルペダルをべた踏みする。
ぼくもそこまで要領はわるくないので、なんとか追いつくことができましたが、それでも結構焦る。
「みんながわかっている」前提で進められると、余計に。
「忘れ物ないね?」という教師の呼びかけで、実際自分は忘れていながらも、「どうせなんとかなる」という思いから自供しないでいたその矢先。
その忘れ物が必要になったとき、
「すんません、実は..」と白状し、教師やクラスメイトから白い目で見られるあの瞬間を思い出したよ、26歳にして。
あと、「クラスのほとんどの人がわかっているという前提がベースにある授業」の中、「俺は正直、わからないんだ..」という不安を抱えたまま進むあの感じとも似てる。
怖いね、怖い怖い。
今回の研修であれば、
「ゴールはここ!各々自分のペースで進め!」
「わからなきゃ好きな人に聞いて良いよ」
という条件のもとであれば、あそこまで不安にならなかったのに、なんて自分の不注意さを棚に上げる。
でも、学びってさ、それでいいと思うんだ。
全体のペースに合わせる学び、
もうコリゴリだなって、
久々に、改めて思ったよ。