ビッグバン

「これ喋ったら、今自分のまわりにいる人達は歯出して腹抱えて笑うんだろうなぁ」

1人や2人、それよりももっと大きなグループで話してるときにたまにこんな感情が湧き起こります僕は。

恥ずかしいんですけど、
「爆笑というビッグバン、起こしてやろう」
みたいな。

その瞬間は…なんでしょうかね例えるなら。

吹奏楽部やクラスメイト、片思い中の子が観客席で盛大に応援してる中、リラックスして打席に立って、ただただ自分に向かって来た球にバットを当てればいいだけなのに、
カッコいいとこ見せようと。
「ホームランでも決めてやろう」
と。
ホームランを打った後のキャーキャーという歓声に包まれている自分を妄想して、鼻息荒らしながら力んで意気込んでる野球少年ですかね例えるなら。
もっと詳細に言えば、中2の頃の僕ですね。

まぁその青春時代の話は置いといて。また後で。話は戻って。

その爆笑されるであろう台詞の頭文字が喉まで出かけたその瞬間に、自分以外の誰かが、
「でもね、」とか「てかさ、」
などとそのビッグバンフレーズを遮るときがあります。

で、その人が喋り終わったあとに、
例のビッグバンフレーズを喋ると、シーーンってしちゃうんですよね。
「あれ?ビッグバン起きない…」
って。
野球で言えば、
「え…?ただのぼてぼてのピッチャーゴロ?」
みたいな。

別にその人が話の羅針盤を変えたとかそういうわけじゃないんです。全く数秒前と話題の軌道は一緒なのに、1ミリも内容とかずれてないのに、そのビッグバンフレーズが逆効果だったしょんぼり…という経験、これまでの人生の中で多々あります。


でも最近気づきました。


あぁ、僕の話、シンプルにつまらない内容なのか
と。

その事実はきっと高2の頃から百も承知だったのだけれど、気づかないふりを最近までしてたなぁ
と。

でも最近やっとそれを防ぐコツ、わかっちゃいました。




(ビッグバンフレーズかます)直前に、誰かが話を遮ったら、この今まさに自分が喉から発射しようとしてる爆笑ロケットは、絶対、飛ば(ウケ)ないと確信したんです。それが未然防止です。


単純な話、これまで飛ばないロケットをバンバン飛ばし続けていた自分がバカバカしいんですけど、なんだろうな、別に今から深いことを書いたりとか起承転結の結をうまく言おうとか微塵も思ってないですが、


自分の言動を改めて見つめ直すって、すんごい大事ですよね。
そうやって内省内省の繰り返しが、
自分の中で、いろいろな新しい方程式を作っていくのかなぁと。
その方程式があるからこそ、「今度はこうしてみよう」とか「次はやめよう」につながるのかなぁと。

前回書いた周波数の課題にも、このことは通ずるのかなぁと思ったり思わなかったり。

オチがなく、意味のわからない話でした。