学びに必要な力とは

 

ぼくが内田樹先生の大ファンであることは、過去のブログでも散々言ってきました。

そろそろ世界共通認識になってもいいはずなのだけれど、まだですかね。。

 

いろんな本読んできましたが

やはり『街場の教育論』が一番好きです。

 

読み終わって、

 

あ、好きかも

 

って感情湧き起こりました。恋とはまた違ったおもしろい感情です。

そこから、いろんな本を読み漁るようになりました。少なくとも、1年前の「ぼく」が読まないようなジャンルにも手を出すようになりました。

もちろん難し過ぎないような本です。

経済学系、心理学系、未来予想系、エトセトラ.

 

たぶん『学び合い』と重なる部分が結構あったのも理由の1つだと思います。

これはたまたまなのか、運命なのか。

 

興味深い内容はいくつかありますけど、今日はその中から1つピックアップしてみますね。

 

内田先生にとって、

学びとは、わからないことがあれば、わかってそうな人に聞くこと、だそうです。

 

でもその学びを実現するためには、

3つの力が必要なんだそうな。

 

1つ目に

(支援を求めるために)自分が何を知らなくて何ができないかを言語化できること

 

2つ目、

答えを知ってそうな、答えに辿り着ける道筋を知ってそうな人を探り当てる力があること

 

そして3つ目に、

その(答えのヒントとなるものを知ってそうな)人が答えを教えてもいいような気分にさせれる力があること

 

この3つが大事なんだそうです。

 

だから最終的に、それらを踏まえて

「知りません。教えてください。」

 

て言えれば、それでもうオッケーなんです。

 

人の力を借りる能力

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です。

 

従来からにかけて求められてきたのは、

習ってきたことを覚えて満点を目指すようなテスト、そしてそれに対する対策

 

だったけれども、

 

今、そしてこれからの未来では、

習ってもないのになぜか即答を求められる、

そんなよくわからない不思議で理不尽な時代に突入し(てい)ます。

 

そう考えると、

 

人の力を借りる能力

 

これさえあれば、

とりあえずは生きていけると思う。ずっと。幸せに。